【試合詳細】6・23 マリーゴールド新木場大会 MIRAIvs青野未来 林下詩美&翔月なつみ&CHIAKIvsSareee&野崎渚&マイラ・グレース 高橋奈七永vs石川奈青 天麗皇希&後藤智香vs桜井麻衣&ビクトリア弓月 ゼイダ・スティールvsボジラ 松井珠紗vs南小桃

『MARIGOLD Grand Opening Wars2024』
日程:2024年6月23日(日)
開始:18:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:289人(超満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○松井珠紗
6分51秒 変形フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
●南小桃

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●ゼイダ・スティール
5分27秒 パワーボム→エビ固め
○ボジラ

▼パッション注入マッチ シングルマッチ 15分1本勝負
○高橋奈七永
8分53秒 逆片エビ固め
●石川奈青

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[ツインタワー]○天麗皇希/後藤智香
12分3秒 エビ固め
桜井麻衣/●ビクトリア弓月

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
林下詩美/翔月なつみ/●CHIAKI
13分56秒 ダイビング・ダブルフットスタンプ→片エビ固め
○Sareee(フリー)/野崎渚(フリー)/マイラ・グレース

▼初代ユナイテッド・ナショナル王座決定トーナメント1回戦王座戦リマッチ 15分1本勝負
△MIRAI
15分0秒 時間切れ引き分け
△青野未来

▼再試合 5分1本勝負
△MIRAI
5分0秒 時間切れ引き分け
△青野未来
※6月29日の仙台大会にて再々試合が決定。

MIRAIと青野のトーナメント1回戦はまたも引き分けでまさかの再々試合へ!Sareeeが泣いたジュリアへ闘魂注入ビンタ3連打!石川と奈七永がタッグ結成で神取忍&井上貴子と両国決戦!

オープニング

大平ひかるリングアナによる対戦カード発表が行われ、その後は右橈骨遠位端骨折により欠場中のジュリアがリング上で挨拶を実施。オッキー沖田リングアナの合いの手とともに進行していく。

ジュリア「(※大・ジュリアコールにしばらく耳を澄ましてから)ありがとありがとありがとォ~ッ!新木場大会にお越しの諸君、ごきげんよう!本日は雨の中夜の大会にお集まりいただき誠にありがとうございます!皆さん見てください。髪型変えました。似合う?(笑)ちょっとなにか血迷って真っ青になってしまったんですけど……(※観衆からの「かわいい!」の声に)かわいい?ありがと!(笑)来ましたよ。もう両国まで3週間まで近づいてきましたが、みんな気合が入っているところ、私もリハビリ頑張ってます。今日は?」

――注目しているカードは
ジュリア「今日はパッションだよね。もちろんパッションマッチもメチャクチャ注目してて。高橋奈七永が2回も石川とのシングルをキャンセルしてるんですよね(笑)今日石川とちょっと喋ってたら、『アイツ私から逃げてんだよ。私のことが怖くて高橋奈七永は逃げてるけど、今日は逃げられない。捕まえた』と。『ババアぶっ飛ばす!』って言葉を聞いたんで(笑)もちろん石川が大注目でいいんじゃないですかねえ?ハイ!あとはメインのトーナメント、白いベルトのMIRAIvs青野未来。これが前回15分やっても決着付かず、延長戦やっても決着付かず。中々熱くなってきたんじゃないでしょうか?今日はその続きをしっかり目に焼き付けて、果たして両国は誰がこのベルトを巻いてチャンピオンでいるのかも大注目だなと思いますので、皆さん熱い声援で応援よろしくお願いします!」

――お時間ですので最後に盛り上げてください!
ジュリア「お前ら盛り上がる準備はできてるか~?!準備はできてるかぁ~?!マリーゴールド新木場大会、スタートじゃぁ~ッ!」

第1試合

試合前には互いに笑顔で握手。
ゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの攻防から小桃がロープを駆け上がっての腰投げでテイクダウン。松井もエビ固めで返してシーソーゲームとなり、両者キックアウトしクリーンブレイク。

互いにロープに飛び、アームドラッグの応酬。小桃のドロップキックをすかした松井が低空ドロップキックで先制する。松井は小桃をヘアホイップでコーナーまで放り捨て、顔面踏みつけ。さらに串刺しニーアタックから逆エビ固めで試合を畳みにかかるも、小桃はなんとかロープを掴む。

松井は「どうしたオラ」と背中へのストンピングや顔面へ小刻みな蹴りを連打。さらにボディスラムを狙うが、振り払った小桃がエルボー連打からボディスラムでやり返す。さらに小桃はダイヤル固めのように回りながらの腕十字で松井を翻弄し、気迫の雄叫びを上げながら胸板へのエルボー連打。松井は真っ向から受けて立ち、「まだまだまだ!来い!」と好きなようにエルボーを打たせた上でカニバサミでロープに倒してスライディング・クロスボディ。

松井は変形フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。小桃がスモールパッケージで転がしてドロップキック4連打から変形逆打ちを狙うが、すっぽ抜けてしまう。小桃はすぐに切り替えて腕十字から腕固めへと巧みなサブミッションを展開。松井はロープに足をかけてブレイク。

小桃が引き起こすが、松井は「ナメんな!」とダブルスレッジハンマー。小桃はスクールボーイ、バックスライド、トルネード・クラッチと丸め込みを連発してロープに飛ぶが、松井がカウンターのジャンピングニーをクリーンヒットさせた上、「ナメんな!」とスライディング・ニー。さらにコーナーに上ってミサイルキックでふっ飛ばしてカバーも、小桃は2で返して見せる。

松井は引き起こして変形フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>

松井珠紗
「マリーゴールドで3回目の新木場大会、ありがとうございました。やっぱ新木場で私は昔からやって来たのでホームのような温かさを感じます。今回、こないだデビューしたばっかりの南小桃とシングルやらせていただきました。後楽園のデビュー戦も自分はあとで見て、小桃はメチャクチャ闘志溢れてて、一生懸命で、スゴいなって思った。私ちょっと泣きそうになったんですけど、今日対峙してみて、ちょっと私が最初に感じた闘志っていうものはそこまで見えなかったかなあと思って。でもそれは私が引き出しきれなかった部分も大いにあるし、まだまだ自分も勉強が足りないなあと。まだまだ技術が追いついてないなあと思ったんで、もっと高め合ってね。小桃はいつか私が今度両国で獲るスーパーフライの戦線にもきっと関わってくると思うので、思い切り私がしごきたいと思います。ありがとうございました」

南小桃
「珠紗さんとのシングル、『悔しい』しか出てきません。もっともっと珠紗さん、勝てるようにまだまだ努力していきたいと思います。ありがとうございました」

――試合を経て自分に足りないと感じたところは
「……全部?スタミナもそうですし、1つ1つの技がダメです」

第2試合

妖艶に踊りながら入場してきたゼイダだったが、ボジラが入場してその筋肉を誇示し始めると「マッテ、マッテ!」と命乞い。ゴングが鳴ってもゼイダはエプロンからリングに上ってこようとしない。
仕方なくボジラが笑顔で握手を求めると、ゼイダもリングインして恐る恐る応じる。しかし、ボジラがその破壊的握力でゼイダの右手を握りつぶしてしまう。ゼイダは「NO!NO!」と悲鳴を上げつつ左手でビンタ。ボジラがギロリと睨みつけると、ゼイダは慌てて入場ゲートの中まで退避する。

戻ってきたゼイダはバナナを持参し、「キングコ~ング♪バナ~ナ♪」と皮を剥いてボジラにプレゼント。ボジラはバナナを受け取ってムシャリ。ゼイダは友誼を結べたものと大喜びするも、ボジラが激怒してFワードを叫びながら強烈なビンタ。

ボジラは串刺しボディスプラッシュを発射も、ゼイダは前転して回避。ホッと一息ついていたところへボジラが素早くバックを取って投げっぱなしジャーマン。脱兎のごとく場外に逃げていくゼイダは、追ってきたボジラと入れ替わりにリングに戻ってトペ・スイシーダを発射するが、なんとボジラはこれを真っ向からキャッチしてエプロンへに叩きつける驚異的なパワーを見せる。

ボジラは「ヒット・ミー!」とゼイダに好きなようにエルボーやローキックを打たせていくが、ボジラは微動だにせずニヤリ。ならばとゼイダはショルダータックルでぶつかっていくが、一歩も動いていないボジラが逆にゼイダを撥ね飛ばす結果に。ゼイダはロープに飛んでコルバタを狙うが、ボジラがキャッチしてぶん回す。ゼイダはこれを利用してスイングDDTで切り返そうとするが、ボジラが腕力だけで耐えてぶっこ抜きブレーンバスター。

必死に逃げようとするゼイダだったが、ボジラは逃さずエルボーで叩き伏せ、ファイヤーマンズキャリーで担ぎながらセカンドコーナーに上っていく。ゼイダはサンセットフリップ・パワーボムでの切り返しを狙うが、ボジラは雪崩式ヒップドロップの形で圧殺。グロッキー状態のゼイダへパワーボムでダメ押しして3カウントを奪った。

ボジラはゼイダを蹴落とし、コーナーに上って「SIZE DOES MATTER!」と勝利の雄叫びを上げた。

<試合後コメント>

ボジラ
「ゼイダ・スティールが私を倒すことなど出来ない。私にとっては相手にもならない。みんな結末は分かっていただろ?私はアメリカから来たマリーゴールドのロースター選手を全員シングルで倒してきた。そして私は今白いベルトに狙いを定めている。私を見てろ」

ゼイダ・スティール
(※氷嚢であちこち冷やしながらボロボロの状態で登場)
「私まだ死んでない、私まだ死んでないわ、うぅ……」

第3試合

互いに大きな声で「お願いします!」と叫びながら握手を交わしてからゴング。
グラウンドでの首の取り合いから石川が果敢に胴絞めフロントネックロックや三角絞めを狙っていくが、奈七永が下からコントロールし「エルボー打ってこい!」と指示まで出す余裕を見せつける。上から打ち込んだ石川の腕を取って奈七永が脇固めに捕らえるも、石川はなんとかロープまで這っていく。

奈七永がヘッドロックで絞り上げていくも、石川は切り返してショルダータックルでぶつかって行く。奈七永は倒れず両手を広げて「来い!」と挑発して受けきっていく。石川はクロスボディを発射も、奈七永がキャッチしてボディスラム。サッカーボールキックで追撃してエルボードロップを発射も、石川が回避してエルボードロップからサッカーボールキック連打で意趣返し。

石川はロープに飛ぶも、奈七永がサイドバスターで切り返し、ボディスラムから左ヒザ裏へのローキック、左ヒザへのエルボードロップと石川の古傷へ集中攻撃。さらにボディシザースで絞り上げてスタミナを削りつつ背中へのエルボー。石川はなんとかリバースしてマウントエルボーを連打。奈七永がさらにボディシザースの強度を高めると、石川は悲鳴を上げてロープを掴む。

奈七永は石川の顔面をグリグリと踏みつけていくと、石川は金切り声で奈七永の名を叫びながらエルボーを猛連打。奈七永は強烈なエルボー一発でふっ飛ばし、コーナーに詰めてマシンガンチョップ。石川の獣の雄叫びのような悲鳴が響くが、石川は根性を振り絞って顔面へのビッグブートを猛連打で反撃。奈七永は敢えて顔を突き出して受けに行きつつ、串刺しラリアット。石川も串刺しラリアットでやり返し、ランニング・ネックブリーカー・ドロップ。さらにコーナーへ駆け上がってダイビング・クロスボディもカウントは2。

石川はダブルアームに捕らえていくが、奈七永が軽々とショルダースルー。石川は即座に起き上がってエルボー連打からロープに飛ぶが、奈七永がカウンターのショルダータックルからブレーンバスター。さらに腰をどっしり落としながらの急角度逆片エビ固めで反り上げていくが、石川はギブアップを断固拒否。ならばと奈七永が石川が“コ”の字になる角度まで反り上げると、石川は限界を迎えてタップした。

奈七永が倒れ伏した石川の髪を掴んで引き起こそうとすると、石川は号泣しながらビンタを猛連打。奈七永が振り払おうとしても足にすがりついて一矢報いようとしたため、奈七永がハンマーパンチ連打。セコンド陣が2人を必死に引き剥がす。

奈七永「石川ァッ!石川ァ~~~ッ!!石川ァ~~~ッ!!!聞こえてんのか!!」
石川「聞こえてるよ!聞こえてるッ!」
奈七永「お前こんなもんなのかよ!オイ!こんなもんなのかよォッ?!」
石工ぁ「違う!違う!違う、違う……!」
奈七永「おい!石川、このカード、2回流れてしまって3度目の正直で3回分のパッションをお前に叩き込みたかったんだけど、まだなんか物足りないんだけど?」
石川「お前のせいで2回も流れたんだろうがッ!」
奈七永「おぉ?!……ごめん、ごめんて」
石川「お前のせいで2回も流れて!3回もお前のパッションのことばっかり考えたんだよこっちは!なのに!なのに!こんなはずじゃなかったのに!もっとやれる!もっともっとやれる!もっともっと!パッション!パッション!注入してみろよッ!」
奈七永「……おうおうおうおうおう。お前ただSNSで粋がってる当たり屋じゃねーかよぉ。リングが全てなんだよ!リングでもっとぶつけてこいよ!1000%!おい!お前にこの言葉を贈るよ。『倒れるときは前のめり!』負けても負けても負けても前のめりに倒れていけ!でもよお前よ、このまんまじゃよ、両国国技館っていうでっかい会場、当たり前に出られると思うなよ?あ?噛みつくだけ噛みついて結果1つも残せないで、今日だってそうだよ。これが現実」
石川「悔しい!悔しい!絶対出たい!絶対出たい!うわああああああ!!」
奈七永「……そしたらよ、1つ提案だ。あたしも物足りないからさ。石川奈青っていう人間、なんか面白そうだからさ。お前よ、私の横に立てよ。横に立ってよ、両国、一緒に闘わないか?」
石川「高橋奈七永の隣に!両国国技館で、立たせてください!……なんて言う訳ねーだろ!お前の横に私が立ってやるよッ!」
奈七永「おうおう……まあいいよ、おうおうおう……。活きが良いのは好きだよ。対戦相手はなあ、お前ビビってたじろぐなよ?対戦相手は神取忍&井上貴子選手だ!おい!私もなあ、プロレス界長いけどなあ、神取忍選手とはなあ、闘ったこともねーんだよ!2人でよ、オイ!アイツら倒しに行こうよ」
石川「やってやるよパッショォォオオオオン!!!」

奈七永と石川がガッチリ抱き合い、固く握手を交わした。

<試合後コメント>

高橋奈七永
「ありがとうございました。石川奈青!当たり屋!もっと当たってこいよ!当たり屋なんだから当たり屋らしく、もっともっと来てほしかったんだけど、みんな呑まれるんだよ、パッションに。今日は私の完勝だけど、やり足りない。物足りない。石川はもっと面白いんだよ。面白いやつだと思ってんだよ。だから、隣でパッションを仕込む!その相手が神取忍&井上貴子だ!相手に不足無いだろ!男の中の男……?女の中の男……?だっけ?ああ!なんでもいいよ!オイ神取忍!パッションをォーッ!受け止めてみろ!石川と1000倍のパッションでぶつかって行く!おっしゃーッ!」

石川奈青
(※ボロボロと泣きながら左足を引きずって登場)
「……2回も高橋奈七永のせいでシングルマッチが流れて、3回目、やっとシングルが。メチャクチャ楽しみにしてたのに、もっともっとやりたいこと、高橋奈七永のこといっぱいいいっぱい考えて、もっとやりたいことあったのに、こんなはずじゃ、なかったのに……。でも高橋奈七永に言われた通り、リングでの結果が全てなので。本当に、悔しいですけど……(※しばらく嗚咽が続いてから)両国国技館、高橋奈七永の隣に立って、神取忍とか、歴史上の人物かと思ってたんですけど、実際にこうして対戦する機会をいただけるなんて、本当に本当に、さっきもリングで言われた通り、自分なんか国技館に立てるだけで夢みたいなことなのに、こうやってチャンスをいただけて本当に嬉しい。嬉しいだけじゃなくて、国技館で高橋奈七永の隣でちゃんと結果としてリングで見せたいと思います!今日は、本当に悔しいんですけど、絶対に両国国技館、高橋奈七永の隣で、もっともっと成長した石川奈青を見せるのでよろしくお願いします!ありがとうございました……」

第4試合

後藤が前に出て「ビクトリア!」と先発勝負を要求し、2人の対面でゴング。
いきなり髪をつかみ合いながらのエルボー合戦が展開されていき、2人の胸板があっという間に真っ赤に染まる。後藤がロープに飛ぶと弓月がカウンターのドロップキックも、後藤は倒れずにビッグブートでふっ飛ばしてからボディスラム。2発目を狙うが、弓月が着地して足払いで転ばせ、顔面への低空ドロップキック。両者タッチ。

互いに得意とするビッグブートを放っていくも互いに回避。皇希がショルダータックルで倒すも、桜井は皇希の髪を掴んで引き倒し、顔面にビッグブートを叩き込んでお返し。さらにコーナーでの顔面踏みつけから串刺しバックエルボー。弓月も串刺しドロップキックで続く。桜井がキャメルクラッチで捕らえる中で弓月がロープに飛んで顔面への低空ドロップキックを見舞う連携を見せる。

桜井が引き起こそうとすると、皇希は振り払ってエルボー連打で反撃。受け切った桜井が強烈なエルボーからロープに飛ぶが、皇希がカウンターのビッグブートを叩き込んで後藤にタッチ。

後藤は自慢の100cmヒップでのヒップアタックからアトミックドロップ、エプロンからのヒップアタックとお尻攻撃連打からロープに振るが、桜井がジャンピング・ビッグブートから串刺しビッグブート、ドロップキックと連撃し、STFでガッチリ捕らえる。後藤は苦戦しながらもロープを掴む。
桜井はロープにもたれかかる後藤に貫通ビッグブートから顔面へのストンプを連打し、足を使ったファイナルカット。後藤は「ナメんな!」とビンタ。桜井もビンタでやり返すが、後藤も折れずにビンタからボディスラム。後藤がロープに飛ぶが、桜井が稲妻レッグラリアートを叩き込んで弓月にタッチ。

弓月は後藤に低空ドロップキックからグラウンドでの胴絞め式腕固め。後藤も敢えて痛む腕でエルボーを打ち込んでいく意地を見せるが、弓月もこれを真っ向から受けて立つ意地で返す。弓月がロープに飛ぶが、後藤は飛行機投げからビッグブートで倒し、ジャイアントスイングで9回転。皇希にタッチ。

皇希は弓月の起き上がり際にビッグブート。さらにジャンピング・ビッグブートでふっ飛ばし、カナディアン・フェイスバスターを狙う。弓月が着地してロープにプッシュすると、桜井がエプロンからロープ越しのスタナー。弓月がスワンダイブ式のフェイスクラッシャーからロープに飛ぶが、皇希がパワースラムで迎撃。ここに後藤が入ってきてツインタワーでダブルのリフトアップ・スラム。皇希が170cmプレスで追撃も、桜井がカットして救出。
皇希がコーナーに上ってアメジスト・バタフライを狙うも、弓月が起き上がってデッドリードライブ。桜井が対角コーナーに上がってミサイルキックを叩き込むことでアシストし、2人でダブルのニーバッド&ダブルの裏拳。さらに弓月がダブルリスト・アームサルトで叩きつけるも後藤がギリギリでカット。
弓月は皇希を引き起こしていくが、皇希が振り払ってビッグブートからRKO。さらにロープに飛んでラリアットを発射も、キャッチした弓月がローリング・アロー。完璧に決まるもカウント2.9で返されてしまう。弓月はカサドーラで丸め込むも、皇希がひっくり返してエビ固めで押さえ込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

天麗皇希&後藤智香
皇希「久しぶりに智香と2人でタッグ組んでまたこうして勝つことが出来たのは、私的にはすごく大きくて。私たち、まだ両国(大会でのカードが)決まってないんですよ。私は両国国技館っていうでっかいステージで智香といっしょにタッグ組めたら幸せだなあって思ってて。だからそのためのアピールにも今日はなったんじゃないかと思ってます。そして、桜井麻衣。私は前の団体のときから、プロレスラーになる前からプロレスをやっていた私を知っている、マリーゴールドの中では唯一の存在だと思います。その人とまたこうやってリングで再会出来て私はすごく今日ワクワクしました。またもっとバチバチ闘えたらいいなと思ってます。麻衣さん、よろしくお願いします!」
後藤「私は、素直に勝てたことはすごく本当に嬉しいです。皇希、ありがとう。でも、ビクトリア弓月、私はお前から3獲るまで絶対に諦めない。お前から3獲るまで戦いを挑み続ける。よろしくお願いします」

桜井麻衣&ビクトリア弓月
弓月「おい!ゴチカ!お前、なんかメチャクチャ私に突っかかってきたり、すごい一方的にライバル視をしてくるけど、私は正直お前は眼中になかったんだよ。それくらい私は上を目指しているし、自分には叶えたい目標がある。だからお前にかまってる暇は無いんだよ。でも、シングル組まれることがあるならば、お前を徹底的にぶっ潰してやるから覚悟しとけよ」
桜井「前前団体で本当に少しだけ会ったことあるかな?くらいで試合では、リングでは初めてだったんだけど、思っていた以上に気持ちがあるなあって思った。けど、まだまだ全力出せてないのかなって思うから。今日は弓月がバチバチやってたけど、次また私とバチバチやろーよ」

第5試合

CHIAKIとマイラの対面でゴング。
試合開始とともに突っ込んでいったマイラがCHIAKIの攻撃をひらりひらりとかわしながらエルボー、ソバット、水面蹴り、顔面への低空ドロップキックと流れるような連撃。ロープに飛ぼうとするが、CHIAKIが髪を掴んで捕獲しヘアホイップ連発。コーナーに逃れたマイラへCHIAKIが顔面ウォッシュを叩き込んでから詩美にタッチ。

詩美はマイラにボディスラム。CHIAKIにタッチ。

CHIAKIはマイラにエルボー連打からボディスラムを狙うが、マイラが大暴れして抵抗しフィッシャーマンズ・スクリュー。Sareeeにタッチを求めるが、CHIAKIは逃さずリング中央に引き戻してから翔月にタッチ。

翔月がマイラ脇固め。マイラは悲鳴を上げながらもロープに足をかける。翔月が詩美にタッチ。
詩美はマイラが立ち上がろうとするたびにストンピングで潰していき、ボディスラム2連発。カバーに入った瞬間Sareeeが蹴飛ばしてカット。詩美はCHIAKIにタッチしてからコーナーに控えるSareeeにランニングエルボーを見舞って排除。

CHIAKIがマイラをコーナーに振るも、マイラがかわしてCHIAKIをロープに引っ掛けながらの619からスイングDDT。マイラが野崎にタッチ。

野崎はCHIAKIの顔面にビッグブート。詩美が助けに入って2人でトレイン攻撃を狙っていくが、野崎がかわして2人にまとめて串刺しビッグブート。さらに野崎はCHIAKIをコーナーに逆さ吊りにして顔面に串刺しビッグブート。さらにブレーンバスターからスリーパーホールド。そのままドルミルへと捕らえていくが、CHIAKIはローリングして脱出し低空ドロップキックを発射。紙一重でかわした野崎がロープに飛ぶが、CHIAKIは追走してのスピアーから側転ダブルニードロップ。翔月にタッチ。

翔月はランニングニーから串刺しダブルニーアタック、ロープを踏み台にしたダブルニードロップと連撃。さらにロープ越しのコブラツイストからロープへ飛ぶ。野崎がカニバサミで倒して貫通ビッグブートでエプロンに倒してからのおしゃれキック。すぐさまSareeeがドロップキックで追撃し、野崎がランニング・ダブルニー。詩美が救出に入って野崎にラリアットを見舞い、翔月が延髄切りから高角度DDT。さらにロープへ飛ぶが、野崎がカウンターのビッグブートを顔面にめり込ませ、ザキゴェを発射。かわした翔月がハイキックからフィッシャーマン・バスターで叩きつけ、串刺しダブルニーアタックを発射。これをかわした野崎がザキゴェからノアール・ランサーを叩き込むが、カバーには行けず。両者タッチ。

詩美とSareeeの対面。真っ向からのエルボー合戦が展開され、鈍く重い音が会場に響く。詩美がスパインバスターからスライディング・ラリアットを叩き込み、コーナーに上がっていく。これを野崎が妨害し、Sareeeが雪崩式ブレーンバスターからジャーマン・スープレックスを狙う。詩美はこれを強引に担いでコウモリ吊り落としで切り返し、ジャーマン・スープレックスを狙う。Sareeeはこれをカサドーラ・フットスタンプで切り返し、顔面をぶち抜く貫通ドロップキック。2発目を狙うが、バックを取った詩美が投げっぱなしジャーマン。Sareeeが即座に起きて投げっぱなしジャーマンでお返しも、詩美も即座に起きてラリアット。これを野崎がカットすると、翔月が野崎にトラースキック。マイラが翔月にバックドロップ。CHIAKIがマイラにショルダータックルを見舞うという入り乱れた展開になり、CHIAKIがタッチを受ける。

CHIAKIはSareeeにスピアーからアルゼンチン・バックブリーカー。これは野崎がカット。CHIAKIは再びアルゼンチン・バックブリーカーで捕らえ、そのままムーンウルフ。完璧に決まるもカウントは2。ならばとCHIAKIはエルボー連打。Sareeeは強烈なエルボーで反撃してロープに飛ぶも、CHIAKIはカウンターのパワースラム。CHIAKIもロープへ飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキックを叩き込み、すかさず野崎がノアール・ランサーで追撃。座り込むCHIAKIへSareeeがフットスタンプを突き刺し、「終わり!」とフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。これは詩美が捨て身のカットを行うが、Sareeeは裏投げで詩美をKO。

SareeeはCHIAKIにセカンドからのダイビング・フットスタンプを突き刺すもカウントは2。ならばとSareeeはコーナートップからのダイビング・フットスタンプを突き刺して3カウントを奪った。

Sareee「おい、まずは詩美!おい、お前次いつか1vs1で闘えるの楽しみにしてるよ」
詩美「おう!やってやるよやってやるよ。来いよ!」
Sareee「今じゃねーよ馬鹿!(※詩美へビンタ)ジュリア!おいジュリア!見てたか?私は予告通り、マリーゴールドの奴ら1人ずつ倒していってんだよ。お前悔しいだろ。ずっと放送席で見てて。なあ?悔しいよなあ?両国、待ってるぞお前のこと。しっかり万全な状態で出てこいよ!」

(※ジュリアがエプロンに上がり、涙声で語り始める)

ジュリア「……悔しいに決まってんじゃん。なんで放送席にいるんだろ。なんで怪我したんだろ。あの日から考えない日なんて1日も無いよ!1日も無いよ!なんでこんなんなってるか!万全な状態で復帰できるか?分かんねーよそんなの!分かんねーけど私は当日までぜってー諦めねーよ!お前と試合するまでぜってーぜってー諦めねーんだよ!」

Sareee「ジュリア、テメー泣いてんじゃねーよオラッ!(※闘魂注入ビンタ)しっかりしろよオラッ!」
ジュリア「でも泣きたくもなるよ!だけど……あぁ、もう一発くれ」

(※Sareeeがニコニコしながら2発目の闘魂注入ビンタ)

Sareee「もう一発!(笑)」

(※サービスで3発目の闘魂注入ビンタ)

ジュリア「(※観衆からの「ジュリアやり返せ!」の声に)やり返せねーんだよ今ッ!(笑)おう、血が出た。Sareee、ありがとうはまだ言わないけど、私は絶対お前と闘う。1vs1で、一番最初にこのマリーゴールドでお前を倒すのはこの私だから。先を越させないためにも、ぜってーお前の前に立ってやるから待っとけ!」

<試合後コメント>

Sareee&野崎渚&マイラ・グレース
マイラ「今夜は私が一番弱いチームを組んで闘うことになって、苦戦は免れないと思っていた。素晴らしいチームメイトの力があったことが大前提だけど、私は自分の力で立ち向かっていって、私がトップ戦線に立つにふさわしい選手だということを証明できたと思ってる」
Sareee「両国前のマリーゴールド参戦ということで。対角に詩美がいるってことでね。私は詩美がマリーゴールドのツートップ、ジュリアの次だと思ってるので今日は当たれて良かったなと思いますけど、全然負ける気しないですね。ジュリアを倒した後に詩美とやってやってもいいんじゃないかと思いましたね。そしてジュリア。泣いてましたけど、泣きたい気持ちは分かりますよ、そりゃあ。メチャクチャ悔しいと思うし。でも、泣いたってなにも変わらないから。ジュリアと両国でシングル出来ることを私は本当に待ってるし、必ず出てこいよって気持ちですね」
野崎「今日はマイラと久々に組むなと。『いつ以来だ?旗揚げ戦以来だ』って思ったら、待てよと。もう1ヶ月経ってんじゃん!マリーゴールド旗揚げから1ヶ月経ってて、旗揚げ当初は本当に大丈夫かなと思っていたんですけど、今日でまた1人面白い奴……ショウゲツなつみ?面白いじゃんって思いました、素直に。1ヶ月で何も変わらないと思ってたけど、徐々に徐々に、両国があるからかもしれないけど、面白くなってきてるんじゃないかなと私は感じてます。もっともっと刺激バチバチで闘っていきたいので、みんなかかってこいよって感じです」

林下詩美&翔月なつみ&CHIAKI
詩美「おい、Sareee。お前最後、私といつかシングルマッチって言ったよな?絶対だぞ?Sareeeとシングルマッチやってやる。今はお前がエースって言ってるかも知れないけど、私たちもこうやってまだ結果に出せてないから強く言うことは出来ないけど、でもマリーゴールドのエースはこの林下詩美だ。Sareeeには絶対に負けない。みんなも悔しい思いしてるでしょう」
翔月「自分もSareee、野崎、そしてマイラ。Sareeeと野崎は初めてだけど、自分ももっとかき乱してSareeeから獲ってやるって気持ちでやってたので。今回は中々Sareeeと当たる機会もなかったけど、それでもメッチャ悔しいし、自分は両国でベルト戦なのでこんなところで負けてられないし。次当たるときがあったら自分はもう遠慮せずにボコボコに。もっと向かっていきたいと思います」
CHIAKI「……変わらないといけないのにいつまでも変われないし、メッチャ悔しい思いばっかりだし。でも、両国に向けてこのままじゃ終われないので。進化を止めずに。CHIAKIはデカくなるために頑張ります!」
詩美「CHIAKIはまだまだ成長期だからこっからたくさん成長してもらって、そしてなつみさんは両国でベルトがあって、私は両国でイヨさんとの試合。その後はSareee、お前だ!」

第6試合

ゴングと同時に2人が突っ込んでいってショルダータックルで正面衝突。互いにロープに飛びながらのショルダータックル合戦が続き、会場は一気にヒートアップ。ロープワークで競り勝ったMIRAIが最初にショルダータックルで吹っ飛ばすが、青野は即座に起きてショルダータックルで2回なぎ倒す。

一旦離れてからバックの取り合いとなり、クラッチを切った青野が腕固め。MIRAIがロープブレイクするも、青野はロープを絡めたアームロックで追撃。MIRAIは左腕をかばい始める。
青野がコーナーに振ろうとするが、MIRAIが振り返して串刺しバックエルボー。青野は怯まず串刺しドロップキックから座り込んだMIRAIの顔面へ串刺し低空ドロップキック。
青野は左腕をかばって前傾姿勢になるMIRAIのがら空きの背中へサッカーボールキックを猛連打。ロープへもたれるMIRAIへ串刺しサッカーボールキックと容赦なし。
MIRAIは敢えて痛む左腕でのエルボーを放って行き、青野はヒザを的確に撃ち抜くローキックで対抗。左腕&左ヒザをかばい始めるMIRAIだったが、左足で踏み込んで左のエルボーを猛連打。青野は左ヒザへのローキック猛連打で返礼し、串刺しラリアットを発射。MIRAIはこれをかわして青野を場外に放り出し、コーナートップに上がってプランチャを狙う。

青野はエプロンへのデッドリードライブで場外に放り出し、エプロンを駆けての空対地サッカーボールキック。MIRAIが起き上がるのを待って2発目を発射も、これをかわしたMIRAIが下からの地対空マッケンロー。場外へ転落した青野をMIRAIがマウントエルボーで滅多打ちにしていく。

MIRAIは青野の足をリング鉄柱に叩きつけ、ヒザ裏へのストンピングからヒザへのエルボードロップ3連打。さらにレッグロックで絞り上げると青野は顔を苦痛に歪ませながらロープを掴む。MIRAIはヒザへのフットスタンプを見舞って容赦ない追撃。

青野はエルボーで反撃も踏み込めないので力が入らない。余裕で受け切ったMIRAIがヒザを撃ち抜く低空ドロップキックからバックフリップ。 コーナートップに上がってミサイルキックを狙うが、青野が地対空ハイキックで怯ませ、雪崩式バックドロップ。さらに青野がキャプチュードからボディにミドルキックをめり込ませ、バッファロー・スリーパー。MIRAIがブレイクすると、青野はローキックからキャプチュード。続けてダブルアーム・スープレックスを狙うが、振り払ったMIRAIが下から足を絡め取ってニーロック。青野が立ち上がってショートレンジ・ラリアットを放つも、MIRAIがかわして再びニーロック。青野は必死に這っていってロープを掴む。

MIRAIはひねりを加えたリバース・スプラッシュからミラマーレ・ショックを狙うが、青野が着地。MIRAIがフロントネックロックで弱らせてからミラマーレ・ショックで叩きつけるもカウントは2。MIRAIがラリアットで叩き伏せてカバーに入った瞬間に15分フルタイムドローを告げるゴング。

場内から「延長!延長!」のコールが起きる中、5分間の延長戦が決定。

延長戦開始のゴングを待たず、まだ水を飲んでいる途中だった青野をMIRAIが急襲。
MIRAIがマウントエルボーを猛連打していくが、青野もリバースしてマウントエルボー連打でお返し。上下を入れ替えながら両者ガムシャラに打ち合っていく。そのままもつれ合うように2人で場外に転落。場外で互いに真っ向から突っ込んでのラリアット合戦を展開していく。

MIRAIは鉄柱を背にする青野に串刺しラリアットを放つが、これが鉄柱に誤爆。悲鳴を上げて怯んだMIRAIを青野がラリアットで叩き伏せる。MIRAIは雄叫びを上げながら起き上がり、青野の足を掴んで変形ドラゴンスクリューからヘッドバッド、ラリアットとお返し。これで青野は場外で大の字に。

場外カウント19で青野がなんとかリングに戻った瞬間にMIRAIが捕まえてSSコロンビアwithミケーレ、ミラマーレ・ショックと畳み掛けるもカウントは2。ならばとMIRAIはロープに飛んでラリアットを発射も、キャッチした青野が旋回式パワースラム。

青野はスライディング・ラリアットからロープに振って渾身のラリアット。これを返されるとレインメーカーを発射も、MIRAIがこれをかわしてバックスライドの形で転がしながらショートレンジ式レインメーカーでお返し。さらにラリアットを発射するが、青野がかわして組付き、バックドロップを狙ったところで再び5分フルタイムドローのゴング。

1回戦は次回以降の大会で再々戦が行われることになるという異例中の異例の裁定が下された。

青野「引き分けじゃダメなんだよッ!私は!一番にならなきゃダメなんだ!そのためにこのマリーゴールドに来た!次!次は!必ずMIRAIに勝って、私が両国でベルトを巻く!」

(※MIRAIと青野が額を突き合わせての睨み合いを展開し、先に青野が退場)

MIRAI「……なんで?なんで?なんで勝てない?あんなに、あそこまでやってるのに!なんで勝てないんだよッ?!今日は前回の名古屋大会のリマッチでした。今日は絶対に勝たないといけなかった。決着を付けないといけなかった。それなのに時間内で決着付けられなかった。それは自分のせいです。でも、本当は次、次って言ってちゃダメだけど、でも、どうしても!あのベルトが欲しいんだよ!だから絶対に絶対に、青野未来を倒して両国へ進みます。皆さん、魂込めて!応援よろしくお願いします!」

<試合後コメント>

青野未来
(※ラリアットのダメージからか非常に声が出づらい中で絞り出すように語り始める)
「……もう、引き分けじゃダメなんですよ。ちょっと声が出ないです。チャンスって、そんなに無いと思う。特に、大きなチャンスは1回逃すと中々、手に入れるのが難しい。それを知ってるから。だから、このチャンスを私は絶対にモノにしないといけないと思ってます。トップになるためにここに来たので。私はなにがなんでもこのチャンスを掴んで、一番になってやります。次は、次こそ絶対、MIRAIに勝つんで、見ててください」

MIRAI
「今日も決着が付きませんでした。青野未来に勝ちたい!そしてあのベルトの初代王者になりたい!なんで?なんで青野未来に勝てないんだろう……?あのベルトを獲るには、もっと馬鹿にならないといけない気がします。もっとさらけ出せ!もっと馬鹿になれ自分!ありがとうございました!」

ロッシー小川
「再々試合は6月29日、仙台で行います。そこでなんとか決着を付けたいと思ってます」

――2回本戦&延長で引き分けになっているが、時間無制限にするなどの変更予定は
「う~ん、一応このルールでやってるんで。次も同じルールでやります」

――万一再々試合で決まらなかった場合、両国まで決まらなかった場合はどうする予定なのか
「う~ん、そのときはそのとき考えないといけないですね。だから今考えてもしょうがない」

――次回の仙台でも、本戦15分+延長5分と
「う~ん、そうですね。基本はね?まあ次回には両国のカードを決めたいと思いますんでね。もしお時間がある方は仙台にいらしてください」

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