旬の味、手作りスイーツで堪能 村山、サクランボとバラ使ったタルト作り

完成したタルトを撮影する参加者=村山市・リンクむらやま

 村山市産のサクランボと食用バラを使ったタルト作り教室が23日、同市のリンクむらやまで開かれ、県内外の親子ら22人が自作した旬のスイーツに舌鼓を打った。

 市と市観光物産協会が共催。「旅するタルト役人」として、全国各地で特産フルーツのタルト作りに取り組む農林水産省職員の白鳥幹久さん(39)=東京=が講師を務めた。松原農園(村山市)のサクランボ「紅秀峰」と、市内産のバラ「ダマスクローズ」の花びらを使い、参加者は白鳥さんが準備した生地の上に彩りよく盛り付けた。

 東京から母と訪れた法政大1年の前田葉月さん(18)は「華やかで、百点満点の出来」とにっこり。山形が誇る旬の味を堪能し、大満足の様子だった。

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