小島よしお「仕事につながるまで5、6年はかかりました」 17年を経て新たな活躍の舞台とは

お笑い芸人の小島よしおが、6月22日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。生まれ故郷の沖縄県・久米島で、17年前のブレイクから現在に至るまでの試行錯誤の日々について語った。

2007年に、デビュー7年目にして大ブレイクを果たした小島よしお。数々のテレビ番組に引っ張りだことなった。スタジオで、MCの今田耕司に当時のことを知っているか尋ねられたMCの八木莉可子は、「小学校の低学年とかでした。みんな喜んでやってた」と、大流行した「そんなの関係ねぇ」の動きを再現しながら懐かしそうに話した。

しかし、ブレイクの翌年には早くも仕事が激減してしまう。「一発屋芸人」と言われることもあった。小島は、当時を思い出して、「(テレビに)向いてなかったみたい。テレビの瞬発力とパス回しみたいのあるじゃないですか。僕はそういうのに、チームプレーとかが得意じゃない」と冷静な表情で語る。

今、小島は新たな舞台で大注目されている。それは、商業施設で行われる子ども向けのライブである。小島の子どもたちからの人気はすさまじく、昨年は1年間で150以上ものステージをこなした。小島のライブで元気をもらっているのは、子どもたちだけではない。子どもと一緒にライブを訪れた女性は、「子ども目線でやってくださって。エンタの神様とか、あの時から好きでした」と話し、自身も小島のファンだ。

今回、小島が家族と訪れたのは、生まれ故郷である沖縄県久米島。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい、ハテの浜が人気の観光地だ。
小島は、今年2月、待望の第一子が誕生した。妻とは、今田も知る共通の知り合いの主催の食事会で出会った。小島が結婚した時、お祝いで一緒に食事をしたという今田は、「奥さん連れて来た時、奇麗でびっくりして。なんで俺その場におらんかったんと思て」とおどけて言って八木を苦笑させた。

小島と妻は子どもを連れて、小島の母が開いている沖縄料理屋を訪れた。笑顔で出迎えたのは小島の母である智恵さん。手をたたいて孫をあやし、「74にして初孫です」と顔をほころばせた。小島は両親について、「陽気で明るくて社交的な。親父はけっこう自由奔放。選挙とかやってたんで」と話す。6回選挙に出馬して、全て落選したという父について、小島は「“そんなの関係ねぇ”ですよ、親父の方が」と言って笑った。

スタジオで小島は、子ども向けのライブが仕事につながるまで5、6年かかったことを明かした。それを聞いた今田は、「ほんまお父さんの6回落ちてもみたいな、受け継いでるな。粘るというか」と小島の不屈の精神を称賛した。

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写真提供:(C)日テレ

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