破裂させて遊んだことある? 沼地にウインナーのような穂 沖縄・名護市で観察

 沖縄県名護市三原の通称「ミチェガチ」の沼地で6日、ヒメガマ(ガマ科)が円柱状の穂を付けているのが観察できた。

 ウインナーのような穂は長さ約10センチ。穂が熟すると白い綿毛の付いた果実を散らす。休耕田になった田んぼなどに自生していたが、かつて子どもらはガマを穂の付いたまま茎から取り出し、穂を破裂させて遊んでいた。(玉城学通信員)

 

ウインナーのような穂を付けているヒメガマ=6日、名護市三原

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