生田斗真 “中古レコードに傷が…”『行列』最強弁護士軍団に買い物トラブルを相談するも、名物バトル勃発でとばっちり!

俳優の生田斗真が23日放送の『行列のできる相談所』に出演。最強弁護士軍団に、買い物トラブルを相談した。

この日は、8年ぶりに弁護士軍団が集結し、『令和の法律相談SP』が復活。北村晴男弁護士、橋下徹弁護士、菊地幸夫弁護士、森詩絵里弁護士が、令和の法律相談ランキングに対する各人各様の見解を発表し、スタジオは大盛り上がり。

弁護士軍団、左から北村晴男弁護士、森詩絵里弁護士、菊地幸夫弁護士、橋下徹弁護士

そんな中、生田斗真が“買い物トラブル”を相談。レコードを聴くのが趣味の生田が、中古レコードショップで気に入ったレコードを購入。その際、店員から傷の確認を促されたが、レジに行列ができていたこともあり、軽くしかチェックをしなかったという。そして帰宅後、購入したレコードを聴こうとすると傷があり、しかも音飛びすることが発覚。

改めて生田が「なんとなく見て“大丈夫です”って購入して、帰って聴くとちょっとプツプツ。これってどうなんだろう」と晴れない胸の内を明かすと、弁護士軍団は、“中古レコード 返品できる?返品できない?”の相談に対して、北村弁護士と橋下弁護士が“返品できない”、菊地弁護士、森弁護士が“返品できる”と見解を発表。

森弁護士は「レコードは“音が聞けるものを売る”っていうのが当たり前ですから、売主も買主も“音が聞けるレコード”を売り買いしたと思っているんです。なので、傷があって音が聞こえないレコードだったのであれば、当然返品はできます」と解説。

そして菊地弁護士も「いくら中古とはいえ、“音楽を聴くレコード”という商品ですから、それを買った人は、“音楽が聞こえるんだろうな”という前提で買うわけですよ」と話し始め、もし傷があるならば、プロである売主側がそれを説明した上で値下げなどの対応を取るべきと解説。時間もない中で素人のお客さんに“返品できない”とするのは、手続きとしてあまりにも酷と主張した。

それを受けて橋下弁護士は、「中古品は原則そのものを渡せばいいんですよ。これは買う側がチェックしなければいけません、買う側が」と解説し、中古品なのであれば、買う側も商品を確認をする必要があると指摘。

見解が同じ北村弁護士は、「まさか、生田さんがすり替えたとは思ってませんよ」と傷のあるレコードと差し替えた可能性を否定した上で、「ただ、誰でもそそっかしい面はある」と主張。そして、傷がついたのが店にあった段階なのか、渡した後の段階なのか、わからないことが多いことを説明し、「わからないことが多いからこそ、確認してもらったんですよね。確認してもらった時に“行列がいるからしなかった”、ダメですよ」と生田を一喝。

しかし、その見解に対し橋下弁護士が「何を言っているかさっぱりわからないのが」と割り込み、「生田さんがですよ、“家に帰ってから傷をつける”というふうに思うほうがどうにかしてますよ」と、北村弁護士の冒頭の発言に触れると、北村弁護士は「誰がそんなこと言った」とイライラ。

さらに、橋下弁護士が「明らかにお店の方で傷があったことを前提に…」と再び話し始めると、「帰ってる途中でどこにぶつかっているかもわからない、それがわからないんでしょ?!」と言葉を被せた北村弁護士。しばらく言い合いが続くと、みかねたMCの東野幸治が「同じ意見なんでしょ?2人同じ意見で、何でもめてるんですか。何でケンカするの2人は」と止めに入り、スタジオは大笑い。

ここで生田が「レコードの傷って本当に細いから、目に見えるか見えないかわからないレベルですよ」とコメントすると、北村弁護士が「中古を買う場合のリスクじゃないんですか」と意見し、橋下弁護士も「そうですそうです、中古のリスクです」と便乗。急にタッグを組んだ2人に「急になんか仲良くなって」と驚きを隠せない生田。

改めて橋下弁護士が「だからインターネットで中古品買う時には要注意で、ちゃんと“新品同様”とか何かの表示がない限りは、インターネットで買ってしまうと、大変なトラブルになります」と解説し、北村弁護士が「そこだけは正しい」と同調。急に意見が合い始めた2人にスタジオ一同笑いながらも、弁護士の各者各様の見解の違いに、弁護士選びの難しさを痛感したようだった。

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