青森県内景気「緩やかに回復」 観光を含むサービス消費が堅調

青森県内の景気について日本銀行青森支店は「緩やかに回復している」と前回から総括判断を据え置きました。

日銀青森支店が発表した県内金融経済概況によりますと、個人消費は「回復している」として、前回から判断を据え置きました。

業種別では、スーパーやドラッグストアは堅調に推移、コンビニは横ばい圏内の動きとなっています。

一方、生産は「一部に持ち直しの動きが見られるものの全体としては弱含んでいる」として、こちらも判断を維持しました。

こうした状況から日銀青森支店は、「県内の景気は緩やかに回復している」と総括判断を9カ月連続で据え置きました。

また、先行きについては、観光需要を中心としたサービス消費の増加が期待されるもの、賃上げの動向が県経済にとって重要という認識を示しました。

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