境内に“風鈴”の涼やかな音色響く 日本三熊野のひとつ熊野大社・祈願祭「かなで」 山形・南陽市

南陽市の熊野大社では、境内に吊るされた風鈴の涼やかな音色が参拝者を迎えている。

日本三熊野のひとつ、南陽市宮内の熊野大社では、毎年この時期、風鈴の音色に願いを込める「かなで」という祈願祭を行っている。

色とりどりの風鈴約1300個が境内のあちらこちらに飾られ、短冊には良縁や健康祈願など、参拝者の願いごとが書かれている。
風が吹くたびに涼やかな音色が響く中、参拝者は心を和ませて境内を回っていた。

(仙台市から)
「風鈴がこんなにいっぱいあるのを見たことがなかった。色もいっぱいあってすごくきれい」

(山形市から)
「願いごとを書けることは知らなくて、書いていこうと話していた。『良い縁に恵まれたら、いろんな意味で』と書こうと思う」

祈願祭「かなで」は9月30日まで行われている。

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