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新進気鋭の若手作家などが腕を競う佐賀美術協会展の入賞者の授賞式が22日、県立美術館で行われました。
佐賀美術協会展は美術文化の発展を目指し若手作家を育てようと開かれているものです。
22日は日本画・洋画・彫塑、工芸の4部門、あわせて270点あまりの作品のなかから、各部門で入賞した人の授賞式が行われました。
このうち、洋画部門では高校3年生の川副すみれさんの「ぎゅうぎゅう」が最高賞の美術協会賞に選ばれました。
通勤ラッシュの電車内の様子を牛を擬人化して表現したユニークさや工夫を凝らした画面構成などが評価されたということです。
【洋画部門美術協会賞 川副すみれさん】
「高校でしてきたことが実力として受賞できたことにつながったのでうれしく思う。少し不思議な世界観や自分にしか出せない作品の良さが出せたと思うのでよかった」
佐賀美術協会展は1914年に始まった歴史ある展覧会で、今年で106回目を迎えたということです。