鶴岡、渚の交番カモンマーレ1周年 10万人目の来場者に記念品贈る

オープン1周年を記念し、セレモニーが行われた「渚の交番カモンマーレ」=鶴岡市加茂

 鶴岡市加茂地区の交流施設「渚の交番カモンマーレ」のオープン1周年を記念したイベントが22日、現地で開かれ、累計10万人目の来場者に記念品が贈られた。

 10万人目は家族と初めて訪れた寒河江市寒河江、会社員杉沼友さん(44)で、記念のくす玉を割り「施設の中を見ながら子どもと海を楽しみたい」と笑顔を見せた。続くセレモニーでは、施設を運営するNPO法人エコ・リンクやまがた(山形市)の遠藤靖彦理事長が「地域と共に盛り上げていきたい」とあいさつ。伝統芸能の加茂泊町大黒舞などが披露された。

 渚の交番は日本財団(東京)が豊かな海づくりの拠点として全国に設置。カモンマーレは同財団と同NPOが整備し、昨年6月に開所した。レストランや研修室を備え、海に親しむ体験講座を開いている。

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