【ブルージェイズ】菊池雄星 3回途中8安打4失点で7敗目 好調ガーディアンズ打線に連打浴びる

ガーディアンズ戦に登板した菊池雄星(ロイター=USA TODAY Sports)

ブルージェイズの菊池雄星投手(33)は23日(日本時間24日)に敵地クリーブランドでのガーディアンズ戦に先発し、2回0/3を投げ8安打4失点、3三振1四球で7敗目(4勝)を喫した。防御率4・00。チームは5―6で敗れ、6連敗。

ゲレロの9号2ランで先制してもらって初回のマウンドに上がった。7球で二死を奪ったが3番ラミレスから3連打されて1点を失った。2回は連打で一死一、二塁のピンチを招くも無失点で切り抜けた。

3―1とリードを広げてもらった3回にまたしてもピンチを迎えた。先頭ラミレスに中前打、続くJ・ネイラーに右翼二塁打され無死二、三塁のピンチを招く。そして途中からマスクを被ったB・ネイラーを歩かせて無死満塁。6番スチーマンの中前適時打で1点差に。なおも無死満塁、7番ロドリゲスに対し4球目のチェンジアップが高めに大きく外れカウント2―2になったところで雨脚が激しくなり、中断。40分後に再開されたが、ここで降板。2番手の右腕ポップが押し出し四球で同点に追いつかれ、併殺打の間に3―4と勝ち越された。

中継したテレビ局が今季はキャリアベストとなる与四球率5・6パーセントをマークしていると紹介するなど課題の制球は大幅に改善し、この日も1四球だった。しかし、勝負球のスライダーやカーブを捉えられた。本人もチームももどかしい登板となった。

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