小関裕太、“フォトグラファー”に意欲「本気でやりたい」 WEST.重岡大毅と佐藤健にラブコール

写真展取材会に出席した小関裕太【写真:ENCOUNT編集部】

18歳の頃に貯金をはたいてデジタルカメラを購入

俳優の小関裕太が24日、東京・恵比寿のオーツギャラリーで行われた『LIKES』写真展取材会に出席した。

本写真展は、自身の29歳の誕生日に発売した作品集『LIKES』の出版記念で開催され、雑誌「GENIC」で4年間続けている連載で掲載をしてきた写真作品や、「LIKES」のためにフォトグラファー女鹿成二氏が撮り下ろした“フォトグラファー小関裕太”の写真を展示。さらに「LIKES」では未掲載の作品も初公開される。加えて、展示会場では、本作品集の制作過程に密着したメイキング映像の上映や、展示作品の販売なども予定している。

自身初の写真展開催に「連載を始めた頃はこういう風に写真展として形になると思っていなかったのでうれしいですし、実際に形になってみるとかなりダイナミックで、想像の5倍は興奮しました」と声を弾ませ、「連載を体験できるように作りたいと思ったので、できるだけ連載順に並べたり、(連載の)ページをくり抜いた展示をしたりしているので、雑誌を立体的に楽しんでほしいというのが1つコンセプトとしてあります」とアピールした。

また、18歳の頃に貯金をはたいてデジタルカメラを買ったことで、写真を始めたという小関は、写真の魅力を聞かれると「1つ挙げるとした“好き”という衝動ですね」と答え、「初めて高い買い物をして、ワクワクしながら(ファインダーを)のぞいたときに、自分の好きと向き合っている感覚がすごく新鮮で、その衝動を突き詰めてみようと思いました」とコメント。加えて、「18歳の頃に悩み事もたくさんあって、悲しい出来事も立て続いちゃったりして、改めて自分って何者なんだろうというのを特に濃く思っていた時期だったので、自分探しのツールとして自分の好きと向き合う、自分の性格と向き合えるというのが写真の魅力かなと思います」と熱く語った。

さらに、“フォトグラファー”という肩書きが加わったが「自分でも“フォトグラファー”と言いたくなるような写真へのこだわりが前よりも増えているので、役者ももちろん真剣にやりつつ、フォトグラファーも真剣にやって、お互いを真剣にやることによって(それぞれが)相乗効果になったらいいなと思うので、本気でやりたいなと思います」と言葉に力を込めた。

なお、今後、被写体として撮ってみたい人を聞かれると、10代の頃に共演して仲よくなったというWEST.の重岡大毅の名前を挙げ「この間、久々にご飯に行って、(被写体になってと)聞こうと思ったんですけど聞けなくて(笑)、でも今回の写真展を見に来てって誘っているので、もしいいと思ってもらえたら、遊びとして撮らせてもらいたいなと思います」と目を輝かせた。先輩では佐藤健を撮ってみたいそうで「その人の不思議な部分だったり、性格に惹かれて写真とかを撮りたくなることが多いんですけど、健さんはミステリアスなので、健さんの目の奥を撮ってみたいなと思います」と話した。

本写真展は、同所にて6月24日~30日まで開催。ENCOUNT編集部

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