「店内にごみの山」…中国人観光客に頭を悩ませる済州島のコンビニ=韓国

中国人観光客が多く訪れるチェジュド(済州島)のコンビニが観光客らが残したごみに頭を悩ませている。ごみ箱はすでにいっぱいになり、テーブルだけでなくアイスクリームの入った冷蔵庫の上にまで食べ残したカップラーメンの容器などが置かれ、眉をひそめさせている。

24日、ソンシン(誠信)女子大学のソ・ギョンドク(徐坰徳)教授はこのような写真を公開し、「中国人観光客のこのような醜態は済州で後を絶たない」と明かした。

徐教授はコンビニのごみの山と最近物議を醸した道端での排便事件に言及し、「過去にも済州に観光に来た一部の中国人観光客が観光地損壊および騒乱、セクハラなどの非常識な行動により多くの非難を浴びてきた」と説明した。

特に、徐教授は「済州で中国人観光客の醜態を放置し続ければ、済州のイメージまで落ちてしまうことになる」と懸念した。

また、「中国人観光客への観光マナーガイドブックの配布、関連映像の制作などさまざまな対策を講じ、今後も絶えずキャンペーンを続けていくべき」と強調した。

一方、22日韓国観光統計によると、ことし4月に韓国を訪れた中国人観光客の数は41万1331人で、昨年同月(10万5967人)と比べ288%増えた。4月基準では新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年以降、最も多い中国人訪韓客数だ。

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