「物を大事にする=保管」はNG!1年で物量が半分になる捨て方とは?

スッキリさせる近道は短期間の物捨てより、1日1個ずつの積み重ねです!整理収納アドバイザーが実践する、捨て体質になれるルールとは?毎日を楽しむためのラク~な片づけを教えてもらいました。

<教えてくれた人>
おまいさん(大阪府 39歳)
整理収納アドバイザー1級。単身赴任中の夫(38歳)、長女(7歳)、長男(4歳)の4人家族。現在は、個人向けのコンサルティングや片づけの通信講座を開催。インスタグラム@omai_kurashi

「物を大事にする=保管」という考えを捨てたら、1年で物量が半分に

物が多い実家で育ち、「物を大事にする=捨てないこと」が正しいと思い込んでいたおまいさん。「家を建て、見栄えのいい収納用品をそろえて一生収納に困らないはずだったのに、あっという間に物があふれ、散らかり放題に……。2年前に整理収納アドバイザーの資格取得の勉強をしたところ、『物って捨てなあかんのかー』と知って驚き!そこから物を捨て始めたら、必要だと思っていた物もほとんど不要だったと気づき、物量を半減することができました」。

おまいさんの“片づけ偏差値2”でも捨て体質になれるルール

●明らかにいらない“雑魚キャラ”から攻略せよ
「片方しかない靴下やインク切れのペンなど、絶対いらんとわかる“雑魚キャラ”から手をつけると、捨てモードに勢いがつきます。趣味と思い出の物は、判断に困る“ボスキャラ”なので後回しにするのがおすすめ」。

●迷ったら即保留ボックスに入れて、寝かせとこ
「まだ使えそうだけど、なくてもいける?」と一瞬でも感じたら、保留ボックスに入れて1カ月寝かせて。「引き出しに入っていたときは必要と思っている物でも、場所を移せば一気に廃棄物にしか見えなくなるというイリュージョンが!」。

1カ月後に見返すと、9割が不要品に!

●一度にドカンと捨てるより、まず1日1個ずつ捨ててみよっ
「断捨離が続かない人の9割は、一気にドカンと捨てて疲れがたまり、数カ月後にはまたリバウンドするという繰り返し。捨てるハードルは超低めで、1日1個、5分だけでもOK。コツコツ継続して、習慣化することが大事です」。

※情報は、『サンキュ!』20年10月号~ 24年1月号に掲載された情報を一部再掲載、再編集しています。

参照:『サンキュ!』2024年7月号「整理収納アドバイザーの家と片づけ」より。掲載している情報は2024年5月現在のものです。撮影/大森忠明、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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