【画像】男性隊員の死亡を確認 自衛隊車両と観光バスが衝突 ほか自衛隊員含む8人搬送 北海道
北海道むかわ町の国道で24日、自衛隊の車両と大型観光バスが衝突する事故がありました。
事故があったのは、むかわ町穂別の国道274号にあるモトツトンネルです。
午後1時ごろ、帯広方面に向かっていた陸上自衛隊の車両と対向車線を走行していた大型観光バスが正面衝突しました。
警察や消防によりますと、この事故で20代から40代の自衛隊員8人とバスの50代男性運転手のあわせて9人が病院に搬送されました。
このうち陸上自衛隊の猪田慎二さん(44)が心肺停止の状態でしたが、まもなく死亡が確認されました。
猪田さんは当時、車両の助手席に乗っていて、死因は外傷性ショックでした。
観光バスに乗客はいませんでした。
関係者によりますと当時、自衛隊の車両は複数台で隊列を組んで走行していて、訓練先から所属する帯広駐屯地に戻る途中だったということです。
警察が現場に到着した際、観光バス側の車線で2台が正面衝突した状態だったということです。
現場は片側一車線の直線道路で、当時路面は濡れていました。
警察は、事故の状況を調べています。