by 石井 一志
株式会社L is Bは24日、OpenAIのChatGPTをカスタマイズできる機能「GPTs」を利用し、現場の課題解決を支援するカスタムGPT(GPTsアプリ)を提供開始したと発表した。
OpenAIでは2023年11月に、目的に合わせてChatGPTをカスタマイズできる「GPTs」サービスを開始したほか、2024年1月には、GPTsで作成されたアプリを公開できるストア「GPT Store」をオープンさせており、利用者のニーズに合わせたカスタムGPTを簡単に作成・展開できるようにしている。
そこでL is Bは今回、現場向けのビジネスチャットやチャットボットなど、さまざまなソリューションを開発してきたこれまでのノウハウを生かして、「GPTs」を活用した2つのアプリを提供開始した。いずれもGPT Storeにおいて公開されている。
公開されたアプリの1つ目は、自然な対話のなかで、ヒアリングによる熱中症対策点検を行い、結果を表形式で表示できる「熱中症対策GPT」。音声対話でもやりとりでき、現場で気軽に体調チェックを行えるとした。利用料金は無料。
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2つ目の「コンクリート打設日程候補GPT」は、施工場所と希望時期をヒアリングし、天気予報を参照した上で、コンクリート打設に適した候補日程を提案するアプリである。こちらも利用料金は無料となっている。
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