今週は西日本で「警報級の大雨」つづく 来週は前線が一気に北上、夏本番の暑さ到来か

きょう24日(月)は九州から日本の南に梅雨前線が停滞しています。

今は一旦、西日本の雨は小康状態となっていますが、
あす25日(火)になると再び前線の活動が活発になり、
九州南部や四国で雨脚が強まる恐れがあります。

さらに、26日(水)以降は、九州付近に前線が停滞し、
同じような所で雨が降り続く見込みです。

28日(金)ごろにかけて、九州を始め西日本を中心に警報級の大雨となる予想で、
線状降水帯が発生したり、記録的な大雨となったりする可能性は十分にあります。

きょう昼の時点で、少なくとも西日本では28日(金)頃にかけて
警報級の大雨が予想されており、
特に九州では、連日の大雨で土砂災害などが発生する可能性が極めて高くなる見込みです。

西日本では毎年のように梅雨末期に集中豪雨が発生していますが、
今週は、特に西日本で梅雨本番の雨の降り方に注意が必要です。

しかし、30日(日)になると、夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、
前線は一気に日本海まで北上する見込みです。

前線に向かう湿った空気の影響で、
30日(日)ごろまでは広く梅雨空が広がりますが、
7月1日(月)になると、鹿児島や高知、名古屋や東京など、
西~東日本の太平洋側に晴れマークがついています。

7月に入ると一気に梅雨明けしたように夏空が広がる可能性があり、暑さも厳しくなりそうです。

きょう、気象庁から発表された高温に関する「早期天候情報」によると、
30日(日)以降は全国的に気温がかなり高くなる見込みです。

関東など東日本では、今年は梅雨に入ってから
雨が降ったかと思えば次の日は晴れて、と
あまり梅雨らしくない空が続いていますが、
来週は一気に梅雨明けのような夏空が広がる可能性があります。

ただ、高気圧の勢力や、前線の位置次第で
この先の予報は大きく変わる可能性があります。

今後も最新の大雨の情報や暑さの情報に十分ご注意ください。

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