【写真特集】タイ観光、需要見据え 台湾乗り継ぎ旅行提案 エバー航空 那覇ー台北就航10周年

巨大なピンクガネーシャ像で有名な寺院ワット・サマーン・ラッタナーラーム=8日、タイ・チャチューンサオ

 台湾からアジア、欧米など世界60以上の都市に就航している台湾の航空会社大手エバー航空は、那覇―台北(桃園)の路線就航から6月で10周年を迎えた。近年は台湾乗り継ぎで台北と、さらにもう一つの都市を楽しむ旅行形態を提案している。この企画を体験してもらおうと、県内外の観光業関係者を招待したタイ視察旅行を開催した。

 タイ国政府観光庁福岡事務所と主催した。観光需要を見据え、参加者らは6~10日の日程で首都バンコクと、ビーチで有名なリゾート地のパタヤで主要な観光地を見学した。

 一行はバンコクにある寺院ワット・パークナムやチャチューンサオ県のワット・サマーン・ラッタナーラームを巡り、歴史を学んだ。パタヤではカオシーチャン大仏壁画、サンクチュアリー・オブ・トゥルースなどを視察した。

 エバー航空の那覇―台北路線は毎日2往復運航。沖縄からの参加者は経由する台北まで約1時間半、台北からバンコクまで約3時間40分のフライトで移動した。視察の様子を、写真で紹介する。

 (與那覇智早)

歴史ある王室寺院ワット・パークナム=7日、バンコク
岩肌に彫刻されたカオシーチャン大仏壁画=9日、パタヤ
博物館サンクチュアリー・オブ・トゥルースの緻密な建築に見入る観光客ら=9日、パタヤ

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