ススキノ殺人 母親公判に父親証人出廷へ

札幌・ススキノのホテルで頭部のない男性の遺体が見つかり親子3人が起訴された事件で、来月1日に予定されている母親の2回目の公判で、父親の証人尋問が行われることになりました。

ススキノのホテルで去年7月、恵庭の会社員男性が殺害され頭部を切断された状態で見つかった事件では、札幌・厚別区の田村瑠奈被告、父親の修被告、母親の浩子被告の3人が殺人などの罪で起訴されています。

このうち、母親の公判が娘と父親の裁判員裁判に先行して今月から始まりました。関係者によりますと、来月1日の2回目の公判に修被告が弁護側の証人として出廷します。

3人の家族関係のほか、瑠奈被告が頭部を自宅に持ち帰った後、家族間でどのようなやりとりがあったのかなどについて証言するとみられます。

修被告が公開の法廷に出るのは、去年9月の鑑定留置理由の開示手続き以来です。この手続きで修被告と浩子被告は「娘と共謀していない」などと主張していました。

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