釧路港で首都圏定期コンテナ船が初荷下ろし

先月就航した、道東と首都圏を結ぶコンテナ船の定期航路。初めてとなる貨物の荷降ろしが釧路港で行われました。トラックドライバーの労働時間短縮などに期待がかかります。

おととい釧路港に到着したのは、兵庫県の海運会社のコンテナ船「いくた」です。港では、京浜港経由で輸入した家畜の飼料などが入った28個のコンテナが降ろされ、牧場などに運ばれたということです。

また、船は釧路港入港に先立ち十勝港にも立ち寄り、農産物を国内外に運ぶための冷凍・冷蔵コンテナを降ろしました。この新たな航路は、道東の農水産品の輸出拡大のほかトラックドライバーの残業規制強化による「物流の2024年問題」解決にもつながると期待されています。

畑村行則船長「少しでも物流がスムーズにいくよう、期待に応えられるように頑張りたい」。運航する船会社は、貨物量が増えれば現在の週1便からの増便も検討するとしています。

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