23日梅雨入りが発表された岩手県内でも、大雨災害への備えです。
盛岡市などを流れる川の流域で、洪水が予想される危険箇所の点検が行われました。
岩手河川国道事務所や県・市町村などでつくる「北上川上流洪水予報・水防連絡会」は毎年この時期、洪水被害の軽減を目的に川が増水したときに危険が見込まれる場所を訪れ現地の状況を確認しています。
24日は盛岡市や矢巾町、紫波町など6つの地点で行なわれ、このうち盛岡市内の中心部を流れる中津川の河川敷には関係者およそ40人が集まり、担当者が対策や注意点を説明しました。
中津川に架かる橋のほとんどは、橋桁から川面までの高さに余裕がなく、市街地に浸水する前の避難誘導が重要になるといいます。