ベガルタ仙台・郷家友太選手「なんといっても引き分けは本当につまらない」山形とのみちのくダービーは引き分け

サッカーJ2リーグ6位、ベガルタ仙台は22日、アウェーで14位、モンテディオ山形と対戦。敵地でのみちのくダービーは互いに決め手を欠き、引き分けに終わりました。

ベガルタサポーター: 「負けられない大事な試合という感じです。大勝を期待しています。がんばれベガルタ!」

今シーズン2度目のみちのくダービー。山形まで駆けつけたサポーターもダービーを前に熱が入ります。

4対1で大敗した去年のリベンジを果たしたいベガルタ。最初のチャンスは前半12分、相良のミドル。これは相手GKに阻まれます。

その後も攻めるベガルタは30分、右サイド・オナイウのクロス、これが山形のハンドを誘いPK獲得。キッカーは中島、きっちりと決め先制に成功します。

しかし先制からわずか6分後、今度はベガルタにハンドの判定。蹴るのは今シーズンベガルタから山形へ移籍の氣田、これが決まり同点とされてしまいます。

後半、勝ち越しを狙うベガルタは13分、相良。さらに33分、中島のクロスに中山。いずれも枠を捉えられず、1対1で試合終了。今年のみちのくダービーはベガルタの1勝1分けで終わりました。

ベガルタ仙台 郷家友太選手: 「負けは当然許されないですし、勝ちだけを目指してやっていたんですけれど。なんといっても引き分けは本当につまらないなと、個人的にサッカー選手として思いました」

攻撃の精度に課題を残したベガルタでしたが、この引き分けで勝ち点1を獲得し6位から5位へ浮上しました。次節は6月29日土曜、ホームユアスタで栃木SCと対戦します。4試合ぶりの勝利に期待です。

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