バイエルン、新指揮官が古巣マンCからMFベルナルド引き抜きを希望か

ベルナルド・シウバ 写真:Getty Images

バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウバの獲得に興味を持っているようだ。

新シーズンからバンサン・コンパニ監督が指揮を執るバイエルンは、捲土重来を目指す来季に向けて、シュツットガルト(ドイツ1部)から日本代表DF伊藤洋輝を補強。それに加えて、クリスタル・パレス(イングランド1部)からU-23フランス代表MFミカエル・オリーズの獲得にも迫っているとされている。

イギリス『デイリー・スター』によれば、バイエルンのコンパニ監督はシティ時代のチームメイトであるベルナルドに関して、豊富な経験、中盤でもウイングでもプレー可能なポリバレント性を評価しており、チームの再建に最適な補強だと考えているようだ。

また、シティと2026年夏まで契約を結んでいるベルナルドには5000万ポンドの契約解除金が存在しており、この金額をバイエルンは支払う意思があるとのこと。ポルトガル代表MFにはバルセロナ(スペイン1部)も関心を示しているが、財政難で必要な資金を工面するのに苦労していることから、バイエルンが優位に立っているようだ。

2017年夏に加わったシティで、豊富な運動量と卓越したボールコントロールを武器に加入初年度から主力としてプレーし、クラブの複数タイトル獲得に貢献しているベルナルド・シウバ。今季もプレミアリーグ33試合に出場して6ゴール9アシストを記録し、クラブの4連覇達成に貢献した。

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