受注が主要家電量販店1社に偏り…エアコン・アンテナ工事など電気工事会社が破産【新潟】

電気工事会社が破産

新発田市の電気工事会社が、裁判所から破産開始の決定を受けたことがわかりました。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新発田市の電気工事会社「GATTO(ガット)」は2011年設立。家電量販店を主力の顧客として、エアコンの設置やアンテナ工事などを手掛け、2021年4月期には約7000万円の売上高を計上していました。

その後もこの主力顧客からの受注を軸に売上高を計上し、2022年、2023年4月期には1億円以上としていました。しかし、その後は受注が得られない状況となり、1社に偏った取引になっていたことから受注が激減、事業継続は困難と判断されました。

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