青森県独自の新品種のナガイモ 名称は「夢雪(ゆめゆき)」 雪のように白く夢をかなえる品種に

青森県が開発したナガイモの新品種の名称が決まりました。「雪のように白く夢をかなえる品種」という思いが込められています。

青森県の産業技術センターが生産性向上を図るため、独自品種の開発を進めてきたナガイモ。その新品種の名称が「夢雪(ゆめゆき)」に決まりました。

「夢雪」は、従来のナガイモに比べ長さが1割ほど短いことから、掘り出しやすくなり収穫時間の短縮につながるとしています。

また、形が平たくなる「平いも」が少ないのも特長で、上位等級が期待できるということです。

【青森県農林水産部 栗林豊次長】
「収穫作業がしやすいということで、軽労化につながるということ、品質が向上することが期待されますので、収益性も向上することが期待されます」

県によりますと「夢雪」が市場に出回るのは、早くて2029年の秋になる見込みです。

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