もしも溺れかけたら…ラッコのように「浮いて待て」 ポイントは体の力を抜いて あごを上げ手足を広げる

助かりたければ「浮いて待て」。夏休み中の水難事故を防ぐため、愛知県蒲郡市の小学校で講習会が始まりました。

蒲郡市立竹島小学校の5年生が参加した「浮いて待て」講習会。消防署の職員が溺れかけたら声を出して助けを呼ぶのではなく、助けが来るのを「浮いて待つ」ことが大切、と呼びかけた後児童はプールへと入り浮かぶ練習をしました。

ポイントは、体の力を抜いてあごを上げて手足を広げて待つことで、「ラッコ」をイメージするとよいということです。

(児童)
「(もし溺れた時も)ラッコみたいにやると浮くことを知ったので、それを意識して今後もいかしていきたい」

(蒲郡市消防本部 神田飛太 消防司令補)
「子どもの水難事故は、浮いて待てば助かった事例がほとんどなので、『浮いて待つ』ということを知ってもらうことが大事」

講習会は、夏休み前までに市内8つの小学校全てで開かれる予定です。

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