「空の課外授業」飛行機身近に 小6対象、茨城・稲敷

周遊フライトで機内食を楽しむ茨城県稲敷市内の小学6年生=24日午後

 茨城県稲敷市と日本航空は24日、市内の小学6年生を対象に、成田空港発着の飛行機に搭乗し、機内アナウンスを体験する特別授業を実施した。同市は空港に近く「空の課外授業」を通じ、空港を身近に感じるとともに、航空業界への理解を深めてもらう狙い。

 特別授業では、成田空港第2ターミナルの見学の他、富士山などを巡る周遊フライトを実施。小学生は日航傘下の格安航空会社(LCC)スプリング・ジャパン機に乗り、整備士らが出題した機体の大きさなどに関するクイズを楽しんだ。

 機内アナウンスに臨んだ市立江戸崎小の金谷希竜さん(11)は「飛行機に乗るのは初めてで、とても楽しかった」とはにかんだ。

周遊フライトへ向かう児童たちを見送る日航成田空港支店の真行寺誠副支店長(左)ら=24日午前、千葉県成田市

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