在宅勤務中に無断外出 20代防衛技官を戒告の懲戒処分 自己申告で発覚 大分

大分県別府市の駐屯地に勤務する防衛技官が、コロナ禍で在宅勤務中に、無断で外出したことを自ら申し出て、戒告の懲戒処分となりました。

懲戒処分となったのは、陸上自衛隊別府駐屯地の業務隊に所属する20代の防衛技官です。

別府駐屯地によりますと、防衛技官は、コロナ禍のため、在宅勤務をしていた2021年7月30日の午後2時10分から午後4時までのおよそ1時間50分の間、正当な理由がないのに大分市内に出かけ、無断で欠勤したということです。

防衛技官は2021年8月10日に上司に対して、自ら欠勤したことを告げ、部隊が調査していました。

調査に対して「ストレスが溜まって外出したいという衝動にかられた」と話しているということで、24日付で戒告の懲戒処分となりました。

防衛技官は駐屯地や演習場などで、主に建物の修繕などにあたります。

別府駐屯地の北平栄ニ業務隊長(2等陸佐)は「常日頃の教育・指導にもかかわらず、このような事案が発生したことは誠に遺憾です。今後、いっそう隊員の規律の厳守に努めてまいります」とコメントしています。

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