広島市・平和大通りの木が倒れる 大雨で地盤緩んだことが原因か

広島市の平和大通りの街路樹がまた倒れました。

警察によるとき24日午後、通行人から「木が倒れている」と通報がありました。

木は樹齢70年ほどのアメリカサイカチで高さはおよそ10メートル。人や建物などへの被害はありませんでした。

■女性

「ビックリしました」

「やっぱり戦後の木ですから寿命になるんかな」

「仕方がないなあっていうちょっとさみしい」

平和大通りでは、去年も2度相次いだ街路樹の倒木。

去年3月には、倒れた木が走行中の乗用車1台にぶつかりガラスが割れるなどしました。

広島市はその後、およそ1800本を点検し、危険性の高い31本を伐採していました。

広島市中区では、22日の降り始めから23日までに117ミリの降水量を観測。

これは6月の平年1か月分の半分にあたります。

倒木の原因について広島市は、大雨で地盤が緩んだ可能性があるとみていますが、詳しくは今週中をめどに樹木医が調査します。この木は去年の点検で経過観察が必要と判断され、支柱をつけるなどの対策がとられていました。

【2024年6月24日放送】

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