バルセロナ・アトレティックのラファエル・マルケス監督(45)が退任する可能性も。
今季途中にトップチームのチャビ・エルナンデス監督(当時)が辞任を示唆したあたりから、後任として24-25シーズンより内部昇格する可能性が伝えられていたマルケス監督。
しかし、二転三転の末に盟友チャビがクラブを離れることとなり、その後任はハンジ・フリック氏に決定。内部昇格を期待していたとされるマルケス監督の目論見は崩れ去った。
Bチームのアトレティックを率いる契約は今季まで。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、現在セグンダ(スペイン2部)のクラブ、そして母国メキシコのクラブから指揮官就任オファーが届いているという。
愛するバルセロナに残留、すなわち契約延長の意志を捨てているわけではないようで、24日にもクラブ側と協議。今後数回に分けて話し合いを重ねるとされ、もちろん関係性も良い。
ただ、代理人はスペイン2部・オビエド、またリーガMX(メキシコ1部)クラブと話し合いを継続。育成年代ではなくトップチームを指揮したいクライアントのために動いている格好だ。
マルケス監督自身は「何があってもまずはバルサを優先する」と取材対応で語ったが、実際のところ、どちらへ転ぶかはわからない状況だ。