夏の高校野球・宮城大会の組合せ「能登半島地震で被害に遭った方々に勇気を届けられる宣誓を」選手宣誓の古川学園の青沼佑眞主将 仙台育英の対戦校は

高校野球、夏の甲子園出場をかけた宮城大会の組合せ抽選会が24日行われ、各校、初戦の対戦相手が決まりました。夏の甲子園を目指す球児たち、今年は参加66校59チームが出場します。抽選会では各校キャプテンがひきしまった表情でくじを引いていきました。その抽選の結果です。

夏の大会3連覇を狙う第1シード・仙台育英は、松島と白石の勝者と初戦を戦います。また、ノーシードから甲子園出場を狙う・東北もこのブロックに入り、熱戦が期待されます。

仙台育英 湯浅桜翼(おうすけ)主将: 「去年、先輩たちに素晴らしいものを見せてもらった。良い伝統を後輩たちに引き継ぎたい」

続いてのブロックです。古川学園・東北学院榴ヶ岡のシード校が軸となりそうな中去年の秋、初の東北大会に出場した仙台一高は、仙台三高との初戦に挑みます。

次のブロックです。大会初となる涌谷・宮城水産・石巻北迫桜・岩ケ崎5校による連合チームは、宮城広瀬との対戦です。

最後のブロックです。去年、夏の大会で準優勝した第2シード仙台城南は、登米総合産業と石巻の勝者と対戦が決まりました。石巻地域同士の対戦も楽しみです。

そして選手宣誓は、古川学園の青沼佑眞(ゆま)キャプテンが抽選で選ばれました。

古川学園 青沼佑眞主将: 「1月に起きた能登半島地震で、震災に遭った方々に勇気を届けられる宣誓をしたい」

夏の宮城大会は7月6日に開幕。決勝戦は23日、楽天モバイルパーク宮城で行われます。

今年は開会式も楽天モバイルパーク宮城での開催となります。各校、対戦相手も決まり、いよいよ夏の大会の熱戦が始まります。

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