【キンスパ2024】ユーモラスすぎる“コーレス”まとめ 堀江由衣は個人情報暴露大会!?水樹奈々は宮野真守に乗っかって…『KING SUPER LIVE 2024』

キングレコードに所属するアーティストや声優、コンテンツを中心に一堂に会し、5月11日と12日の2日間で約35,000人を動員した「KING SUPER LIVE 2024」。キンスパ史上最多となる総勢29アーティストが過去最多楽曲数 計100曲を披露。1日5時間にも及ぶライブの中、リアルでは2018年以来 約6年ぶりの開催ということもあり、会場となったKアリーナ横浜は常に熱狂の渦にあった。6月14日からはオフィシャルグッズの事後販売も開始され、ライブ開催から約1か月が経った今もその熱は冷めやむことを知らない──。そこで今回は、アニソンの“未来”を感じさせるラインナップとなった「Day2」をプレイバック。特に印象的だった、アーティストたちの多彩な“MC”をピックアップして振り返る。

◆“偶数レベル”どこいった?

キングレコードが誇るエンタテイナー宮野真守が45秒もの間、微動だにしないという驚きの演出で幕を上げたキンスパ2024「Day2」。『EXCITING!』『Quiet explosion』の2曲を歌い上げると、さっそく「 KING SUPER LIVE 2024、始まったぞー!みなさん元気ですか!?」と客席をあおる。

すると続けて、“アリーナ席”へ向けてコール&レスポンスを開始。レベル3、レベル5…と段階的に上げていき、「レベル7!」と叫んだあとにふと「レベル2、4、6どこ行った?奇数なの聞いてないけど」とオチをつけ、会場の笑いを誘った。

宮野真守(DAY2)

この「偶数レベルどこいった?」のMCは、アンコール前のトリを務めた水樹奈々で再び登場。「これからもアニソン大好き魂を、永遠に燃やし続けていきたいと思います。 みなさんいいですか?一緒に燃やして燃やして、燃やしまくっていくぞー!」と叫び、会場をひとつにした後で「レベル3!レベル5!レベル7!…2、4、6、どこ行ったんだろうね(笑)」と、宮野からさりげなくバトンを受け取り、緩急あるコーレスを披露。そのまま自身の代表曲のひとつ『ETERNAL BLAZE』へとつなげ、会場はオレンジのペンライト一色に染まった。

水樹奈々(DAY2)

◆“個人情報”丸わかり!?

ライブが開始されてから約1時間20分。すでに9アーティスト、14曲が披露された中、続いて登場したのは堀江由衣。2015年に発売された『アシンメトリー』を歌唱後、「はいー、みなさん、こん……あ、どっちだろう(笑)こん…にちは、こんにちは!」とマイペースにあいさつ。続けて「ちょっとだけコール&レスポンスなんてやってみてもいいですか?」と客席に投げかけると、少し変わったあおりで会場を盛り上げた。

「えー、メガネ!コンタクト!裸眼!レーシック!その他ー!」
「なるほど、じゃあもうちょっと行きますね。長男!次男!三男!四男!(会場の声を受けて)大家族…大家族の方(笑)」
「長女!次女!三女!1番末っ子!一人っ子!(会場の声を受けて)私もです(笑)多いですね、今日はね」

その後も「まだまだ行きますよ!」と言って、“携帯の種類”や“クレジットカードの種類”、果ては“よく使う銀行”のコーレスも展開。会場がみな正直に答えていくなか、「あの…私が言うのもなんですけど、みなさん個人情報そんなベラベラしゃべらない方がいいと思います(笑)」と自らツッコミを入れた。

堀江由衣(DAY2)

ライブ終了後、SNSにはこの“個人情報コーレス”への反響が多く投稿。「堀江さん主催の個人情報暴露大会も、斬新すぎて面白かった(笑)」「MCがとっても楽しかったです!(笑)レーシックの時もっと叫べばよかったな…!!」「我々の業界では平常運転です(*゚▽゚)ノ」など、多くの世代に響いたようだ。

ちなみに、堀江の少しあとに出番を迎えた上坂すみれも「なんか、堀江さんのさ、コール&レスポンス、えげつなくなかった?(笑)」と触れ、「銀行まで聞かれるとは、恐ろしい人…。さすが先輩!いつまでもついていきたい(笑)」とリスペクト。ライブ終盤には堀江とともに『スクランブル』を熱唱した。

上坂すみれ(DAY2)

『KING SUPER LIVE 2024』『KING AMUSEMENT CREATIVE/SONIC BLADE』に所属するアーティストや声優、コンテンツを中心に、アニソンの歴史を牽引(けんいん)しているキングレコードならではの豪華アーティストたちが集結し、圧巻のパフォーマンスで多くの観客を熱狂させてきた大型フェス。世代を超えて歌い継がれてきた往年の名曲から最新アニメのテーマソングまで、時代を築き上げてきた楽曲がこのとき限りのセットリストで豪華アーティストのコラボレーションも交えながら繰り広げられる。

写真: MASA / 増田 慶 / 田村与

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