『探偵!ナイトスクープ』見た目、声もそっくりな61歳女性2人をDNA調査→“衝撃の結末”に「神回」と大反響

「神回」の探偵を務めたゆりやんレトリィバァ

6月21日に放送された『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の企画が、“神回”だと反響を呼んでいる。番組ではゆりやんレトリィバァ(33)が探偵となって、北海道在住の女性(32)から依頼を受けた「生き別れた双子」を調査。

女性の母は双子で生まれたものの、出生後すぐに養女として別の家に引き取られたという。そして20歳を過ぎた頃、たまたま町内に顔も声も体形もそっくりな女性を発見。母はその女性を「おそらくもう1人の双子だろう」と勝手に結論づけ、40年間にわたって親密な付き合いを続けているとのこと。

いっぽう母と母にそっくりな女性は、双子かどうか判然としないまま互いに還暦に。また戸籍ではそれぞれの誕生日も異なっていたといい、母が元気なうちに真相を知りたいという依頼内容だ。

さっそくゆりやんは依頼者の元に赴き、母と母にそっくりな女性と対面。あまりにそっくりな2人を目の当たりにして、「双子です。調べなくても……」と驚いていた。

まず依頼者の母は、10月15日生まれの晶子さん(61)。そして晶子さんにそっくりな女性は、10月9日生まれの由美さん(61)。互いの存在を知ったのは、晶子さんが5歳の時だったという。

たまたま由美さんを見かけたといい、「なんであの人、私にそっくりなんだろう」と気にかけるように。由美さんもこの時に、家の中から晶子さんを見かけ、思わずカーテンを閉めたとのこと。由美さんは大人になってから、「似ていたから気持ちが悪かったのかな」と実感するようになったと振り返っていた。

2人は同級生からも、「似ている人がいる」と言われていたようだ。そのことを各々の母親に伝えたところ、「世の中には3人同じ顔の人がいる」とまさかの同じ返答が。さらに由美さんも、晶子さんと同じく養女だったことが明らかに。

そんな2人がついに出会ったのは、20歳になったころ。晶子さんが電話帳「タウンページ」に載っていた由美さんの自宅に電話をかけ、「私たち、もしかしたら双子かもしれないんだけど。一回会ってみない?」と誘ったことがきっかけだった。

しかも対面によって発見した共通点は、外見だけではなかった。好き嫌いまで似ていたといい、晶子さんは「同じものを買ってたり、同じ歯を治してたりとか」と回想。以降、親睦を深めるようになった2人は、38歳の時にある事実が判明。晶子さんの母が、娘を養女として引き取った事情をこう打ち明けたという。

「実は押し入れに赤ん坊が2人入ってて、そのうちの1人を米、醤油、味噌10カ月分と代わりにもらってきた」

由美さんも同じようだったが、由美さんの母は「双子だ」とは聞いていなかったという。

そこで番組は双子の専門家に相談した上で、ついに2人はDNA鑑定へ。すると、24の遺伝子座が全て一致。鑑定結果には「一卵性双生児であると判断できる」と記されており、2人は結果を見た瞬間に抱き合って喜びを爆発させていた。

このことによって依頼者と由美さんも姪と叔母の関係になり、新たな家族が誕生した瞬間だった。感動的な結末にスタジオでは拍手が沸き起こり、ゲストのナジャ・グランディーバ(50)は「鳥肌が立ちました」とコメント。「晶子さんが『会わないといけない』って思った時点で、もう赤い糸で結ばれてたのかなっていう気もしましたね」と、運命的な縁に感嘆を漏らしていた。

この企画は視聴者からも絶賛の声が相次ぎ、Xでは次のような声が並んでいた。

《普通に感動して泣いた》
《現実でこんな話ある!? すごいいい話だった………》
《ナイトスクープの双子回、めちゃくちゃよかった。間違いなく今年一番の回》
《いや〜これは凄い 本当に凄い、みて良かった、神回すぎる 感動したし鳥肌が立った! 熱くなった! みんなにみてほしい》

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