「メダルをつかみたい」パリ五輪自転車トラック種目日本代表で岡山県出身の太田海也・長迫吉拓両選手が意欲

パリオリンピックの開幕まで約1カ月となりました。自転車競技トラック種目の日本代表に内定した岡山県出身の2人、太田海也選手と長迫吉拓選手がメダル獲得に意欲を見せています。

(パリ五輪自転車競技トラック種目日本代表 岡山市出身・太田海也選手)
「パリオリンピック、しっかり胸張って、自分自身の成績を、そして、このチーム全体の成績を上げられるように良い雰囲気づくりをして大会に向かいたいと思っています」

岡山市出身の太田海也選手(24)。2024年3月のネーションズカップでは男子スプリントとケイリンで金メダルを獲得し、個人2冠を達成しました。

備前緑陽高校の頃に懸命に取り組んでいた競技はボート。インターハイで全国制覇を経験しました。太田選手はパリを見据え、自転車競技に転向後、メキメキと頭角を現し、競技歴2年半で初のオリンピック代表をつかみました。

(太田海也選手)
「競技を始めた時からパリオリンピックを目指して一日一日を大切に過ごしてきた。自分の中では、よくここまでやってきた、やっとスタート台に立てたという気持ちもあります」

郷土勢から、もう一人の代表は、笠岡市出身の長迫吉拓選手(30)。2024年2月のネーションズカップで太田選手とともに出場したチームスプリントで銀メダルを獲得しました。

長迫選手は、BMXレーサーとしてリオと東京の2回、オリンピックに出場。パリは、自身3回目、トラック競技に転向後、初めてのオリンピックです。

(パリ五輪自転車競技トラック種目日本代表 笠岡市出身・長迫吉拓選手)
「実力的にはメダルに近いポジションでオリンピックに行くのは初めてなんですけど、このチャンスをしっかりつかみたいと思います」

パリオリンピックの自転車競技トラック種目は8月5日から。太田選手はチームスプリントとスプリント、ケイリンに、長迫選手はチームスプリントに出場します。

(長迫吉拓選手)
「3回目なんですけど、初めてのオリンピックのような感じですごく緊張してワクワクして・・。何色のメダルでもきれいだと思うので、まずはメダルを自分の手でつかみたいと思います」

(太田海也選手)
「パリオリンピックでは自分自身の力を100%発揮してメダルに届くように精いっぱい頑張りますので応援よろしくお願いします」

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