調理くずや食べ残しをたい肥に…“リサイクル”で育った野菜「もっと感謝を込めて食べないと」しゃきしゃきのレタスに児童ら笑顔 札幌市

札幌市の小学校に訪れた楽しい給食のひととき。でも、ただおいしいだけではありません。ここにも学びがあります。

二条小学校(札幌市中央区)の給食のメニューは、牛乳にタコライス、わかめスープにパイン缶です。
中でも24日の主役は…タコライスに入っているしゃきしゃきして美味しいこの「レタス」。
実は「リサイクル」で作られたものです。

札幌市は給食を作る際に出た調理くずや食べ残しをたい肥にし、そのたい肥を使って学校給食用の食べ物を作る取り組みを18年前から行っています。
今年はレタスのほか、タマネギ、ブロッコリー、とうもろこしが登場します。

女子児童
「給食の人たちが頑張って作っているから、もっと感謝を込めて食べないと」

男子児童
「食べ残されたものもリサイクルされていると伝わってよかった」

子どもたちへの食育や環境教育を目的としているこの取り組み。
思いはしっかり伝わっているようです。

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