仮設住宅の住民の孤立対策 高齢者宅を訪問しフォロー「ささえあいセンター穴水」が本格稼働

被災地では仮設住宅で暮らす住民の孤立対策が課題となっています。こうした中、石川県穴水町では「ささえあいセンター穴水」が24日から本格稼働し、1人暮らしの高齢者宅などを訪問しました。

穴水町の仮設住宅で1人暮らしの高齢者宅を回り聞き取りを行うのは「ささえあいセンター穴水」の相談員。ささえあいセンター穴水は仮設住宅で暮らす高齢者を訪問しながら見守りや困りごとの相談にのります。

ささえあいセンター穴水・関則生さん「お互いに顔を知らなかったりそうすると疎遠になったりして孤立したりとかしてしまいがちですので、訪問活動は非常に重要なことであろうと思います」

住民「何でも気安く言われるさけ相談できっさけ、頼りにしとりん」

9年近く民生委員をつとめる中村眞佐子さんも相談員のひとりです。

ささえあいセンター穴水相談員・中村眞佐子さん「少しでも仮設から一歩でも出られる様に集会所に遊びに来るとかお困りごとの相談に、話し相手になっている」

ささえあいセンター穴水では見守り訪問活動を強化し入居者の孤立を防ぎます。

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