「宮迫おもんない、が引き立つ」FUJIWARA 粗品の“不祥事いじり”へのアンサーが“見事”と話題

お笑いコンビ「FUJIWARA」が投稿した“粗品への反論”動画が注目を集めている。

FUJIWARAの藤本敏史(53)をめぐっては、「霜降り明星」の粗品(31)が6月17日に公開したYouTube動画「一人賛否」で、「フジモン復帰早いっていう。4カ月ですか、ちょっと早すぎへん?」「先週ぐらいねTBSであったんですけどフジモン、反省してんのかなあれ? あんま反省してない顔してはったな、そりゃ無茶苦茶か」などと話す場面があった。

これに対し、FUJIWARAは6月21日、「粗品 調子乗んな」というタイトルの動画をアップ。藤本は「おい、粗品! お前ちょっと調子乗りすぎやな。まあな、宮迫さんは戦意喪失して白旗揚げたけどやな。俺はちゃうぞ。もうホンマ、真っ向から受けたるわ!」と切り出した。

そのまま、「お前、なんか俺の復帰早すぎるとか言うてたな。 なんでお前にそんな言われなあかんねん。あ? てか、なんでお前にそんなの決められなあかんねん。じゃあお前、ほんならお前、復帰いつやったらええねん? あ?」などと粗品に反論。

しかし、相方・原西孝幸は「ちょっと早いんちゃうかな」とまさかのツッコミ。「お前が自粛始めてからさ、ロケで250キロのマグロ釣ったりとか、呪術廻戦にギャグ紹介されたりとか、まだなんか起こるんちゃうん? と思ったら、復帰したからちょっと待ってくれよみたいな」と、もう少し自粛していて欲しかった心境を明らかにした。

すると藤本は「早いか…。まぁそっか。やっぱり早すぎる? お前(粗品)正しい!」と戸惑いながら、粗品にすぐさま降参。

しかしすかさず、「おい粗品! お前、他人にとやかく言えるほど実績あんのか? なんかヒット番組作ったか? 『ヘキサゴン』みたいな番組作ったけ?」と元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)の粗品に対する「『アメトーーク!』みたいな番組作ったけ?」発言をいじりつつ反論を続行した。

だが、またも原西から「あれ紳助さんの番組」とツッコミが。さらに、品川庄司と入れ替わりで出ていたため2週に1回しか出ていないことを指摘されると、「お前『名医のTHE太鼓判!』みたいな番組作ったけ?」と方向転換。それも、原西から「あれ、名医やねん、主人公。MCは(アンジャッシュ)渡部やねん」と妨害されてしまう。

自身らがメインだった番組を言わなければいけないと気づいた藤本だが、そもそも全国区の冠番組をそもそも持ったことがないことに思い至る。その結果、粗品が持つ冠番組『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)に対して「終われ〜」と呪詛を吐くも、番組は6月30日で終了することが決定しており、原西から「すごいイメージ悪いで」と言い過ぎを指摘される事態に。最終的には「なんか終わったとしても、またお前らでやれたらええんちゃうんか! 他局でもなんかはじまれ!」とエールを送った。

加えて動画の最後では、原西が粗品に「全く俺のこといじらんな。相方ばっかり言うやん」「一回でいいから、俺の名前をだしてくれーー!」と懇願。粗品に反論というテーマのはずが、まさかの結果となっていた。

ユーモアを交えて粗品に反論したこの動画は、“粗品のいじりへの見事なアンサー”として話題に。再生回数は224万回とここ最近のFUJIWARAのYouTubeで一番のヒットを記録している。XやYouTubeのコメント欄では《やっぱりFUJIWARA最高だな》《粗品にお笑いでアンサーして先輩としての凄さ見せてるの好き。まだ若いやつに負けんぞみたいな感じがいい》《これぞ文句無しのプロの仕事》と絶賛の声が相次いだ。

しかし一方で、粗品の「ユーチューバーおもんない」いじりに、「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「『アメトーーク!』みたいな番組作ったけ?」と返し炎上してしまった宮迫の悪手ぶりを思い出す人もいたようで、次のような意見もあった。

《宮迫 芸人ってこういうのだよ》
《ちゃんとお笑いしてて感心した フジモン面白いんだけど、原西が普段はボケだけどしっかりツッコミしてて凄かった 宮迫の負い目がますます際立っちゃうな》
《宮迫、そしてヒカル、これが【芸人のお笑い】だ 格が違い過ぎる》
《宮迫おもんない、が引き立つ》

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