「パリ五輪は絶対出て優勝したい」と夢語っていた東北高校1年・赤間凛音選手 スケートボード競技女子ストリートパリ五輪代表が決定

スケートボード競技女子ストリートでパリオリンピックを目指していた仙台市の東北高校1年の赤間凛音(りず)選手。初のオリンピック出場を決めました。

地元宮城で小学校から本格的にスケートボードを始めた赤間選手。3年前の東京オリンピックでは惜しくも代表入りを逃しましたが、その後確実に世界ランキングを上げてきました。

今年3月、ドバイの大会で優勝。調子が上向いてくると日本時間の23日、オリンピック予選シリーズ最終戦ブダベスト大会で4位に。予選シリーズの合計獲得ポイントで日本代表3人の枠に入りました。

宮城県大崎市古川にあるスケートボード場。ここでは2年前から赤間選手が両親と練習に訪れています。

Bnuts 二郷康範店長: 「基礎的な動きから大会で出す技まで何回も何回も練習している。真面目で真剣、練習中は話しかけないようにしている」

こちらに飾られている傷だらけのスケートボードは、赤間選手が練習で使っていたもので、努力の後が伺えます。

Bnuts 二郷康範店長: 「出るのであれば金メダル目指して、十分獲れると思うので、楽しんで自分の滑りが出来れば結果はついてくると思う」

その赤間選手はこの春、東北高校に進学。その際には…。

東北高校1年 赤間凛音選手(15): 「今年は7月にオリンピックがあるので、その前の上海とブダペストの予選で良い成績を残してオリンピックに絶対出たい。パリオリンピックは絶対出て優勝したいと思っています」

とオリンピック出場への意欲を話していました。骨折などの大けがも乗り越え夢の舞台への切符を掴んだ赤間凛音選手。7月、パリで大会は幕を開けます。

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