仙台市出身スケボー赤間凛音選手 パリオリンピック内定 喜びの声

スケートボード女子ストリートで、仙台市出身の東北高校1年、赤間凛音選手がパリオリンピック代表に内定しました。

ハンガリーで行われたスケートボードオリンピック予選の決勝で、女子ストリート予選ランキング日本人トップの赤間選手は、一発の技を競うベストトリックの4本目で女性では唯一できるフロントサイド270ボードスライドを成功させ高得点をマークし、4位に入りました。

赤間選手は、予選ランキングで日本人の2位が確定、初のオリンピック出場が内定しました。

大会終了後すぐ、ハンガリーのブダペスト空港から心境を届けてくれました。

赤間凛音選手「こんにちはスケートボードストリート女子の赤間凛音です。今の気持ちはオリンピック内定が決まりすごくうれしいです。オリンピックでは絶対に金メダルを取るので皆さん応援よろしくお願いします」

赤間選手を小学校2年生の時から指導してきた恩師のプロスケートボーダー、荻堂盛貴さんは赤間選手のオリンピック出場を誰よりも喜んでいます。

荻堂盛貴さん「もうめちゃくちゃうれしいです。自分の中でやっぱり信じていたので、絶対行ってくれると思ったんすけどやっぱり現実的に決まるとめちゃくちゃうれしい」

赤間選手は負けず嫌い。スケートボードの素質は幼い頃からあったと振り返ります。

荻堂盛貴さん「人と違うのは体幹ですかね、線めちゃくちゃ細いんですけどバランス力がすごくて、教えたことをしっかりと形をキープできる。集中力はもちろんあったし教えたことを吸収する素直に聞いてやれるっていうスポンジのような子」

「まず女性でやってる人はいないと思います。270度回って最初は自分のスタンスで行くんですけど回ってレールに入った時にスイッチスタンスの動きでレールを滑ることになる。向きが逆になることによってまた難易度も上がる」

赤間選手の大舞台、パリオリンピックは7月26日に開幕します。

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