大分市の小学校で、怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメントの出前授業が行われ、児童が感情を上手に抑える方法を学びました。
この出前授業は大分市の東稙田小学校で、24日、6年生を対象に実施され日本アンガーマネジメント協会の石井良佳さんが講師に招かれました。
石井さんは怒る時のルールとして、相手や自分を傷つけないことや、物を壊さない事を呼びかけ、「怒りをぶつけるのではなく、原因となった感情を伝えることが重要」と説明しました。
子どもたちはまた怒りを感じた時には落ち着くことが重要で、深呼吸するなどの対処方法を学びました。
(児童)「イラついたら楽しいことを思い出す」「数を6つ数えたり、こうやって胸を叩いて落ち着く方法を学びました」「ゲームをしてる時に人にあたってしまうことがあるので、アイスを食べて気持ちを落ち着かせようと思います」
学校は「授業を通じて良好な人間関係を築くコミュニケーション力を身につけてほしい」と話しています。