自民党県連は公認候補に大内理加さんの擁立を決定

自民党県連は公認候補として元県議の大内理加さんの擁立を決定しました。

きのう行われた県連の選対会議には、県連役員をはじめ各支部長らが出席。参院選の候補者として大内さんを推す声があがり、全会一致で擁立を決定しました。

【遠藤利明県連会長】「満場一致、異議なく選んでいただいた。これから公認候補として県内の活動を一緒に進めていきたい」

元県議の大内さんは、2021年の知事選、2022年の参院選で落選。その後は、党特別参与として活動を続けてきました。
大内さんは人口減少を一番の課題にあげ、「政権与党を通して県民の声を国会に届けていく」と述べました。

【大内理加氏】「山形県は(参議院)2議席とも野党が占めている。政権与党を通して山形県民の声が参議院の場に届いていないことは非常に残念。しっかり1議席を確保して政権与党を通して県民の声を国会につなげていかなくてはいけない」

今後、党の一次公認候補として県連から大内さんを推薦し、
7月にも公認が決定する見通しです。

【大内理加氏】「地方に人とモノが分散するような仕組みをつくっていかないといけない。地方に住んでいて良かったと思える日本をつくることが県民の幸せにつながっていく」

一方、出馬が有力視されている現職の芳賀道也さんは、取材に対し「選挙への対応はまだ考えていない。物価高騰など課題が山積しており、解決に向けて今は現職として取り組んでいきたい」としています。

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