金沢で道路の一部が崩落 大雨の峠越えるも土砂崩れには引き続き注意

23日の県内は大雨となり、金沢市内の道路で路肩が崩れるなど被害が出ました。

大雨の峠は越えましたが、地震で地盤が緩んでいる所があり、25日以降も土砂崩れに注意が必要です。

活発な梅雨前線の影響で、23日の県内は大雨となり、降り始めから24日午後1時までの降水量は、白山市白峰で184.5ミリ、金沢市で127ミリとなっています。

山下実々 記者:

「金沢市大桑町です。23日の雨の影響で道路の一部分が崩れ落ち、片側通行となっています」

道路を管理する石川県央土木総合事務所によりますと、能登半島地震で亀裂が入り、そこに雨水が入って浸食されたことが崩れた原因の一つだということです。

また、内灘町の西荒屋地区では、住宅兼倉庫で1カ所、そのそばの倉庫1カ所で浸水被害が確認されました。

います。

内灘町消防本部によりますと、地震による液状化で地割れしたところから水が入ったとみられています。

気象台によりますと、25日は加賀・能登ともに明け方から昼前まで雨が降る所がある見込みです。

地震で地盤の緩んでいる所があり、土砂崩れに注意を呼びかけています。

© 株式会社テレビ金沢