6月30日に土佐あかうし専門店『あか』が帯屋町にグランドOPEN!生産者を招いた試食会開催【高知】

土佐あかうしをカツオに次ぐ高知の観光資源に育てようと高知市帯屋町に土佐あかうしの料理を提供する「専門店」がお目見えし、生産者を招いた試食会が6月21日に開かれました。その様子を井手上キャスターがお伝えします。

赤身の美味しさが特徴とされる幻の和牛・土佐あかうし。

井手上恵キャスター

「その土佐あかうしをPRしようと6月30日に土佐あかうしの専門店がオープンします。きょうは生産者を招いてのレセプションが行われ、辺りにはお肉の焼けるいい香りがしています」

高知市帯屋町の土佐あかうし専門店「あか」は今年1月に発足した土佐あかうし協会が6月30日にオープンするもので6月21日、生産者を招いた試食会が開かれました。

店では土佐あかうしを1頭まるごと買うため珍しい部位を食べられるのも特徴でステーキやたたき、ローストビーフはいずれも80グラムずつ様々な部位が注文でき熟成肉も提供します。5か月熟成したザブトンという部位のステーキも。

県畜産振興課によりますと土佐あかうしは年間出荷量が約470頭と和牛生産量の0.1パーセントしかないため「幻の和牛」と呼ばれていて、土佐あかうし協会では流通量が少ない土佐あかうしを食べられる専門店を県内に出すことで認知度と生産量のアップを目指しています。21日は生産者が土佐あかうしの美味しさを実感していました。

土佐あかうし専門店「あか」は6月30日、高知市帯屋町にグランドオープンします。店ではランチも営業し今後は店頭での精肉の販売も目指すということです。

価格の目安はイチボやランプのステーキで80グラムあたり1800円から2500円。ランチもあり。定休火曜日。

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