共産・小池晃氏 都知事選〝不適切ポスター〟に苦言「現行法、条例に基づいて規制すべき」

日本共産党の小池晃書記局長

日本共産党の小池晃書記局長は24日に国会内で開いた会見で、都知事選(7月7日投開票)の掲示板に不適切な内容や同じポスターが掲示された問題に言及した。

警視庁は選挙ポスター掲示板に風俗店の広告ポスターを張ったとして政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首を風営法違反の疑いで22日付で警告した。

これを受けてN国側は警告に応じてポスターを張り直すなどの対応を行っているという。

小池氏は「女性の裸、風俗店の営業の宣伝するようなもの、風俗店のポスターを張ったと言われています。女性の人権を傷つけるようなポスターについては、現行法、条例に基づいて直ちに厳しく規制すべきだと思います。実際には取り外して剥がしたと聞いているので、そういう対応を徹底しなければいけないと思っています」とコメントした。

選挙ポスターのあり方をめぐっては公職選挙法を改正すべきだという指摘も上がっている。

「ルールの問題については、これは各党各会派で議論すべき問題ではないかなと思います」(小池氏)

共産党は都知事選で無所属で出馬した蓮舫氏を全面的に応援。今後の選挙戦で小池氏自身や党幹部が蓮舫氏の応援に駆けつける予定はあるのか。

小池氏は「いろいろ相談しています。いろんなことをやとうと考えています。(蓮舫氏と街頭演説で一緒に立ったり)そういう機会も作ればいいなと思っています。(どこの誰と相談しているのか)それは相手があることで、いろんな人と相談しています」と話すにとどめた。

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