県立農業大学校で生乳に洗浄水が混入した問題 県は県酪農業協同組合に賠償の方針 大分

県立農業大学校から出荷された生乳に洗浄水が混入した問題で、大分県は今後、賠償を行う方針を示しました。

これは24日開かれた県議会の農林水産委員会で県が報告しました。県立農業大学校では6月12日、県酪農業協同組合に出荷した生乳に誤って洗浄水が混入し生乳およそ70トンが廃棄されました。

これを受けて県は再発防止策をまとめ、今後、関係者と協議して賠償を行う方針を示しました。

また、5月、県農林水産研究指導センターで発生した地中への灯油漏れについて、再発防止として点検作業を強化し、配管についても見直しを検討することが報告されました。

一方、豊後高田市の香々地青少年の家で老朽化により「使用不可」の判定を受けた遊具がおよそ6年間使用されていた問題について、県はこの遊具を撤去するとともにチェック体制を強化する再発防止策を示しました。

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