和倉温泉の復興へ向け 地域住民も参加するまちづくり協議会が発足

元日の能登半島地震で大きな被害を受けた七尾市の和倉温泉の復興に向けて旅館や商店、関係団体などによる協議会が発足しました。

この協議会は、外部の専門家の意見や地域住民の参画も促しながら持続可能な温泉地を目指すもので、23日の初会合には旅館や商店の経営者をはじめ行政や金融機関、大学などおよそ60人が出席しました。

ことし2月に若手経営者を中心とした会議で策定した「復興ビジョン」をもとにその具体化を図ります。

また、来月から月1回、地元住民と意見交換をする「和倉トーク」を開き、来年2月頃に復興プランの発表を目指すという事です。

和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会・多田健太郎 代表:

「お客さんだけでなくて住民も楽しく暮らせる若い小学校中学校の子どもたちがこの街に住んで自分たちはこういう街にするんだと未来を描けるようなそんな温泉地にしていきたい」

また、住民参加によるワークショップも開かれ、復興に向けて、それぞれのアイディアを出し合っていました。

© 株式会社テレビ金沢