ことし一番の暑さ 熱中症疑いで31人救急搬送/埼玉県

 24日の埼玉県内は朝から強い日差しが照りつけて気温があがり、県内すべての観測地点でことし1番の暑さとなりました。

 県によりますと、県内では午後4時の時点で31人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

 24日の県内は高気圧に覆われ23日より10度以上気温があがり、寄居で36.1度、越谷で35.7度など、35度を超える猛暑日となり県内8つの観測地点すべてでことし1番の暑さとなりました。

 猛暑日となった熊谷市内では、7月20日から始まる「熊谷うちわ祭」に向けた準備を進める人たちの姿もみられ、スポーツドリンクをこまめに飲むなど、暑さ対策をしながら作業に取り組んでいました。  

 県消防課によりますと、午後4時の時点で、31人が熱中症の疑いで搬送され、このうち22人が65歳以上の高齢者です。

 熊谷地方気象台によりますと、25日も最高気温は30度を超える予想です。

 エアコンを適切に使用しこまめに水分を補給するほか、屋外では激しい運動を避け適切に休憩を取るなど、熱中症対策を心がけるようにしてください。

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