明治安田J1リーグ。アルビレックス新潟は6月22日、ホームで川崎フロンターレと対戦。試合は最終盤にスコアが動く激闘となりました。
22日はJ1リーグ前半戦最後の試合。
勝ち点で並ぶ14位の川崎との1戦に今季最多の3万3000人を超えるサポーターが駆け付けました。
試合は前半6分、いきなり川崎に攻め込まれますが、守護神・小島がスーパーセーブ!簡単にはゴールを割らせません。
前半12分、相手にクリアされたボールをこの位置から秋山!副キャプテンの秋山が遠めから正確にゴールを狙います。
しかし前半17分、サイドから押し込まれ失点。0対1で試合を折り返します。
新潟の反撃は後半16分、奥村がドリブル突破からクロス!左サイドバックの堀米から最後は藤原!右サイドバックの藤原が豪快に蹴り込み、シーズン3点目。同点に追いつきます。
さらに後半42分、堀米から長谷川元希!ケガから復帰した長谷川の強烈なシュートでゴールに迫ると…
後半アディショナルタイム、舞行龍から奥村。混戦から再び舞行龍、最後は鈴木。
舞行龍のボールを鈴木がワンタッチでコースを変えて逆転に成功。オレンジに染まったスタジアムが歓喜に包まれます。
しかしアディショナルタイムの11分、最後のワンプレーでした。川崎に土壇場で追いつかれ、まさかの引き分け。掴みかけた勝ち点2がするりとこぼれ落ちました。
〈アルビレックス新潟 藤原奏哉選手〉
「自分のポジショニングも内側にとっていたので良いところにこぼれてきてくれた。逆サイドからのクロスやきょうのようなこぼれ球は常に狙っているので狙いはしっかり結果に表れている」
〈アルビレックス新潟 鈴木孝司選手〉
「舞行龍と目が合って絶対にパスがくると思っていいパスをくれたので僕は反応するだけでした。ゴールしたときの会場の雰囲気は本当にすごいパワーを感じました。勝って笑顔でみんなに帰ってもらいたかった。残念でしたがすごい応援でした」
新潟の次の試合は6月26日、アウェーでサンフレッチェ広島と対戦します。