点滴のチューブ切断か、静岡 看護師として勤務の女逮捕

警察車両の赤色灯

 静岡県警沼津署は24日、看護師として勤めていた同県沼津市の病院で、患者につながれた点滴のチューブを切断したとして、器物損壊の疑いで富士市一色の保健師小野可奈子容疑者(28)を逮捕した。認否を明らかにしていない。点滴を受けていた患者の命に別条はなく、体調悪化もなかったという。

 逮捕容疑は2月21日午前9時ごろ、沼津市立病院に入院中の患者が使用している点滴のチューブ1本を切断した疑い。

 同病院によると、チューブが切断されているのを同僚の看護師が発見して被害が発覚した。鋭利な物で切られた跡があったという。

 小野容疑者は当時入院病棟を担当していて、3月に自主退職した。

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