県産品のお茶や出汁 タイ・ベトナム・オーストラリアに売り込め!国内外バイヤー交えた商談会開催

東南アジアなど県産品の新たな販路の開拓を目指す商談会が、鹿児島市で開かれました。

(記者)「自慢の県産品を海外に売り出そうと、県内企業と国内外バイヤーとの商談が始まりました」

鹿児島県が開いた商談会には、お茶やかつお節、和牛などを扱う県内の42社が参加。今回は親日国でもあり、新たな需要が見込まれるベトナム、タイ、オーストラリアへの輸出を目指す企業が対象で、参加者は自慢の商品を現地のバイヤーや商社などに売り込んでいました。

(タイの輸入会社)「(タイでは)和牛が大人気。鹿児島産のお茶、さつまいも大人気。みんな知っていて、焼き芋は誰でも食べる」

(ベトナムへの輸出会社)「こだわったしょうゆ、お酒、出汁などはこれからベトナム(市場)が成長していけば売れる可能性ある」

(県販路拡大・輸出促進課 牧元禎治課長)「日本の良さを知ってもらい、自国に帰って『鹿児島のものは良かった』と思っていただき、その後の商流につなげていければ」

県産品の輸出額は増加傾向で、2022年度は327億円と過去最高となりました。県は来年度までに「輸出額500億円を目指す」としています。



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