商業施設で高齢女性刺され死亡 容疑者の男を鑑定留置 大分

大分県日田市の商業施設で、6月10日、高齢の女性が殺害された事件で、逮捕された56歳の男について、大分地検は刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を開始しました。

この事件は6月10日、イオン日田店の店内で日田市求来里の日野初美さん(84)が首を刃物で刺されて死亡したもので、日田市田島の無職、白土正博容疑者(56)が現行犯逮捕され、その後、殺人の疑いで送検されています。

捜査関係者によりますと、凶器は果物ナイフとみられていて、店で購入した形跡が無いことなどから、白土容疑者が外から持ち込んだ可能性が高いということです。

調べに対し、白土容疑者は「被害者とは知り合いではない」と話していますが、大分地検は刑事責任能力の有無を調べるため、24日付けで鑑定留置を開始しました。

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